By Raph_PH - CC BY 2.0
2023.07.28 16:00
7月21日に8年ぶりのアルバム『The Ballad of Darren』をリリースしたブラー。7月8日と9日には初のウェンブリー・スタジアム公演を成功させた彼らだが、フロントマンのデーモン・アルバーンはその成功のなかでも悲しみを感じているようだ。
先日Apple Music 1のインタビューに出演したデーモン・アルバーンは55歳になった今の心境を明かしている。
「私は悲しい。正式に悲しい55歳になってしまった。でも悲しみを感じることは、決して悪いことではない。少しも悲しみを持っていない状態で55歳という年齢になるのは不可能なんだ。自分は55歳までしか経験ないから、その後のことはわからないけど、この年齢になって人生に全く悲しみがないとしたら、あなたはとても恵まれた魅力的な人生を送ってきたのだろう」
また、彼はクラシカル音楽への愛も語っており、「自分の悲しみに近づく音楽を聴くと耳が鋭くなる」ともコメントしている。
ブラーは今年8月に約20年ぶりに「Summer Sonic」へ出演することが決定しており、ヘッドライナーとして日本へ戻ってくる。