バンドからの解雇を離婚に例える
メガデスのデイヴ・ムステインがメタリカのメンバーとの関係は今までより良好だと語る
2023.07.27 17:45
Photo by Masanori Doi/By Kreepin Deth - Own work, CC BY-SA 4.0,
2023.07.27 17:45
スラッシュ・メタルのビッグ・4でもあり、世界的に人気を誇るメタルバンド、メガデス。フロントマンのデイヴ・ムステインはメタリカの初期リードギタリストを務めていたが、1983年にメタリカを解雇された後にメガデスを結成している。
先日公開されたHeavy Consequence誌のインタビューに登場したデイヴ・ムステインは、メタリカのジェームズ・ヘットフィールドとラーズ・ウルリッヒと長年仲違いしていたが、今では関係が良好だと明かした。
「俺とジェームズとラーズがこのように一周回ってまた友人同士になるのに時間がかかったけど、今までより関係性が良好だ。俺ら全員のなかにあった感情は、破局を経験したことがある人ならわかると思う。例えば離婚のように、破局した後に頭のなかで自分の決断を正当化しようとするときがある。事実のみが必要なときもあれば、人に伝える必要のないストーリーを喋らないといけないという気持ちになるときもある。
そのようなことを喋って、卑劣なことを付け加える人もいるけどね。喋っていないことを後で付け加えるテープレコーダーのように。俺にとってメタリカにいた期間はとても素晴らしい時間だったよ。これからも彼らの幸運を祈る」
また、過去にはデイヴ・ムステインはもう一度「ビッグ・4」でライブをやりたいともコメントしており、メタリカと共演することにオープンなようだ。