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狂気的にネタを生み出す主人公の場面写真公開

岡山天音主演映画『笑いのカイブツ』仲野太賀、菅田将暉、松本穂香ら追加キャスト解禁

2023.06.26 08:00

©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会

2023.06.26 08:00

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滝本憲吾の最新作『笑いのカイブツ』が2024年1月5日(金)より全国公開されることが決定し、追加キャストが解禁された。

本作は、Web連載媒体「cakes」での連載で熱狂的な読者が増え、書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれなる半生を描いた同名私小説の映画化。井筒和幸、中島哲也、廣木隆一など名だたる名匠のもとで助監督を務め、『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(2019年)、『サワコ ~それは、果てなき復讐』(2022年)など数多くのドラマの演出を手掛けてきた気鋭・滝本憲吾監督がメガホンをとった。

15歳から6年間一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤ(岡山天音)は、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが……。

今回公開された追加キャストは6名。ツチヤの才能を見出し、東京へと呼び寄せる人気芸人ベーコンズの西寺役に仲野太賀。大阪で出会い、全く異なる境遇ながらツチヤと意気投合するキーパーソンのピンク役を菅田将暉。ツチヤが想いを寄せるヒロインのミカコを松本穂香が演じるなど、主演の岡山と同世代の実力派俳優たちが集結した。

さらに、不器用な息子を心配しながらも信じ続けるツチヤのおかん役に片岡礼子。べーコンズが出演する人気ラジオ番組の放送作家・氏家役に前原滉。そしてべーコンズ西寺の相方・水木を板橋駿谷が演じる。

また、主人公のツチヤが自分の部屋でネタを考えている姿を写した場面写真も公開された。机や壁にはネタがびっしりと書き込まれたメモが散乱しており、狂気的なまでにネタを生み出し続ける主人公が表されている。

仲野太賀(西寺役)コメント
完成作を観ながら、現場の情熱がバシバシ映像から伝わってきて嬉しくなりました。
滝本監督のパワフルで繊細な演出が楽しくて、毎日現場に行くのが喜びでした。
素敵な組に参加できて本当に良かったです。そして、主演の岡山天音が素晴らしい。
彼が演じる狂おしくも愛おしいツチヤが眩しかったです。今日はどんなツチヤに出会えるんだろう、と目が離せませんでした。輝きまくった(本編では淀みまくってる)天音と共演できてすごく嬉しかったです。

菅田将暉(ピンク役)コメント
伝説のハガキ職人の映画化、岡山天音主演と聞いて全身がよくわからない震えに襲われ参加しました。滝本監督のユーモアと覚悟、岡山天音の純朴な狂気、刺激溢れる現場に震えの正体はこれかと、突き詰める男たちに憧れている自分がいました。
僕自身ラジオリスナーに救われた事が何度もあるので、その凄みが映画になること、嬉しく思います。公開が楽しみです。

松本穂香(ミカコ役)コメント
目の前で生きるツチヤタカユキのパワーが凄まじく、言い表すことのできないその生のエネルギーみたいなものに、私は何度も喰らいまくりました。
やっぱり天音さんは人間を演じる天才です。生きることのおかしみや愛しさを、ただその場にいるだけで表現できてしまう。お芝居で対峙しながら、私もちゃんとひとりの人間にさせてくれました。この映画が持つ、なんともいえない愛しさをぜひ映画館で体感していただきたいです。

片岡礼子(おかん役)コメント
道をこうと決めたら、圧倒的に不器用な人ほど有無を言わさぬ魅力の塊と化すのかもしれない。
そんな主人公の”ツチヤタカユキ”を凄まじき格闘をしながら体現してゆく岡山天音さんがだんだんとツチヤになってゆく姿に、眼が離せませんでした。またそんな彼を見て嬉々とし想いを伝える滝本憲吾監督が持つ独特の魅力にも。笑い声のする愛しき現場でした。こんな息子のおかん役は面白くて心配で離れ難かったです!笑

前原滉(氏家役)コメント
ご一緒するたびに面白く、素敵になり続けている岡山天音くん×とてつもなくいい意味でクレイジーなツチヤタカユキさん×あらゆる現場を乗り越えてきた滝本憲吾監督。
この組み合わせで作られる映画は面白いとかそういう言葉を超越した所に行くんだろうなあと、台本を頂いた時から感じてました。出来上がりを見て、そんな想像すらも軽く超えていました。この現場に携われて一俳優として幸せです。
ぜひ!この作品はスクリーンでご覧になってください。

板橋駿谷(水木役)コメント
誰しも何かに取り憑かれたような時があるのではなかろうか。
それは「夢」という”カイブツ”であると思う。
周囲から見ると、熱苦しく滑稽で生きづらそうで惨めで無様で不細工で…迷惑ですらある。
一体何と戦っているのか…闇の中にいるツチヤを見ていたら、昔の自分と重なった。
逃げ道なしの一本道。この作品が、世に遍く”カイブツ”達に届きますように。
この素晴らしい作品に参加できて幸せだ!

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作品情報

笑いのカイブツ

©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会

©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会

笑いのカイブツ

2024年1月5日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

出演:岡山天音
片岡礼子 松本穂香
前原滉 板橋駿谷 淡梨 前田旺志郎 管勇毅 松角洋平
菅田将暉 仲野太賀
監督:滝本憲吾
原作:ツチヤタカユキ『笑いのカイブツ』(文春文庫刊)
脚本:滝本憲吾、足立紳、山口智之、成宏基
企画・制作・プロデュース:アニモプロデュース
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
宣伝協力:SUNDAE

1994年生まれ。東京都出身。2009年『中学生日記』シリーズでデビュー。
17年公開の主演映画『ポエトリーエンジェル』で第32回高崎映画祭最優秀新進男優賞受賞。
最近の主な出演作に、映画『青くて痛くて脆い』『FUNNY BUNNY』、ドラマ『最愛』『ミステリと言う勿れ』『恋なんて、本気でやってどうするの?』など。2022年は、『キングダム2』『さかなのこ』『百花』『沈黙のパレード』と公開作が続く。

1993年2月21日大阪府生まれ。2009年『仮面ライダーW』でデビュー。『共喰い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞、『あゝ、荒野』で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞などを受賞。同作により2017年度の映画賞を総なめし、若手実力派俳優として多方面で活動中。また、同年の活躍が評価され第68回 芸術選奨映画部門 文部科学大臣新人賞を受賞した。2017年から音楽活動を開始し、シングル「見たこともない景色」でデビュー後、「さよならエレジー」はLINE MUSICで2018年年間ランキング1位を獲得。2019年5月リリースの「まちがいさがし」は各所配信ストアにて1位を席巻し、オリコン週間デジタルシングルランキングで自身初の3週連続1位を獲得、ストリーミング再生3億回を突破。その年には『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、『第61回 日本レコード大賞』特別賞を受賞。2020年11月リリースの「虹」もストリーミング再生3億回超え。音楽アーティストとしても大きな注目を集めている。2023年には映画「銀河鉄道の父」、スタジオジブリ最新作「君たちはどう生きるか」(声優)、映画「ミステリと言う勿れ」に出演。2024年は映画「笑いのカイブツ」、『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』が公開中、映画『Cloud クラウド』(2024年9月27日)が公開予定。現在、Netflixシリーズ『寄生獣―ザ・グレイー』が配信中、2025年にはNetflixシリーズ『グラスハート』が控えている。

1993 年東京都生まれ。俳優。2006 年デビュー。今年は連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインの夫・佐田優三役を演じて大きな注目を浴び、その後ドラマ「新宿野戦病院」で主演の高峰亨役を演じて話題に。近年の主な出演作に、ドラマ「いちばんすきな花」、「初恋の悪魔」、「拾われた男」、映画『十一人の賊軍』(2024 年 11 月 1 日公開)、『すばらしき世界』『あの頃。』など。待機作に映画『本心』(11 月 8 日公開)、『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』(12 月 20 日公開)がある。2026 年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では主演を務める。

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