メガデス
2023.06.07 19:00
スラッシュ・メタルのビッグ・4でもあり、世界的に人気を誇るメタルバンド、メガデス。今年の2月に開催された日本武道館公演では、元リードギタリストのマーティ・フリードマンと23年ぶりの共演を果たした。そんな大御所バンドのメガデスだが、パンデミック後のツアー費用の高騰を感じているようだ。
ポッドキャスト「The Jeremy White Show」に出演したフロントマンのデイヴ・ムステインは、ツアーに際にかかる費用について語った。
「今では結構高いよ。確かツアー中にライブをしないで、ただ一日中座ってるだけでも一日4万5千ドル(約627万円)ぐらいかかるんだ。もしかしたら5万2千ドル(約725万円)だったかも。ライブも何もしていない日にそんぐらいかかるんだ。ライブがある日はもっと高い。みんなの給料、ホテル、保険、バス、トラック、運転手とか。めちゃくちゃ色々ある!」
またデイヴ・ムステインはアヴェンジド・セヴンフォールドのツアーバス代が200万ドル(約2億8千万円)と報じられていることに関して、「もしかしたらかなり多くのバスを借りているのか、長い期間での話しかもしれない。大体ツアーバスは一日5千ドル(約70万円)から1万ドル(約140万円)の間だ。ガソリン代と運転手とホテル代を含めてだ。ヨーロッパだと運転手が2人必要になる場合もある」とコメントしている。
パンデミック後、ツアーをキャンセルしているアーティストは多く、Easy LifeやAnimal Collectiveなどのバンドもコストの高騰を理由にツアーをキャンセルしている。