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アイディアのスケッチやサンプル写真も公開

タイラー・ザ・クリエイターが新作アパレルの制作プロセスを明かす

2023.05.18 18:10

Luis "Panch" Perez

2023.05.18 18:10

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2021年の6月にリリースした新アルバム「CALL ME IF YOU GET LOST」がBillboard 200で1位を獲得し、第64回グラミー賞でも最優秀ラップ・アルバム賞を受賞したタイラー・ザ・クリエイター。自身のブランド「GOLF le FLEUR*」のフレグランスを発売したり、コンバースとコラボをしたり、様々な分野でアイディアを実現させている彼が自身のファッションライン「LE FLEUR」の制作秘話を明かした。

先日「LE FLEUR」の最新コレクションとしてTシャツを複数パターン公開したタイラーだが、そのシャツの制作プロセスを以下のように説明した。

「2021年、俺は好きなものが描かれたグラフィックが真ん中にあるけど、カーディガンを着るとグラフィックの左右が隠れるようなシャツにハマって没頭していた」

@scumfuckflowerboyのInstagram

「昨年の7月に、ロンドンで何個かサンプルを作って、そのなかから数個に絞り、結果的に“生きている”感覚があったからこの犬のグラフィックにした」

@scumfuckflowerboyのInstagram

「かわいいシャツには、イケてるタグも必要だから、犬をプリントしたタグもつけた。そして昨年、店舗のアイディアを考えていて、17歳の子供が壁にポスターや帽子をかけるように、壁にシャツを展示しようと思った。グラフィックは見るものだから、アートとして展示するべきだと思った。まだ実現しなかったけど、そのアイディアは気に入っていた」

@scumfuckflowerboyのInstagram

「いつものように、ポンチとタラに電話して79個目ぐらいのアイディアを伝えた。地球上の人はみんなシャツを持っているだろうし、次の世代に受け継がれるものでもあるから、香水とジャケットだけを真摯に作るのではなく、シャツも同じぐらい力を入れて作りたいと思った。

美しく出来上がった。リプリントして再販もできるけど、特別なものにしておくほうがいいと思った。この時代に、何か“特別”なものを作るのは難しい。たくさん作って稼ぐのは簡単だけど、俺のシャツを着て同じような見た目のやつが増えるのは嫌だった。この写真を雑誌の広告にしたいけど、雑誌という媒体はもう死んでいるからな。まぁ1時間ぐらい経ったら意見が変わっているかもしれないけど(笑)」

@scumfuckflowerboyのInstagram
@scumfuckflowerboyのInstagram

Tシャツコレクションの制作プロセスを披露したタイラー・ザ・クリエイター。これらの画像は元々タイラーの「親しい友人」向けに公開されたInstagramストーリーだったようで、「ファンにも見せたほうがいい」という助言を受け、制作プロセスを公開したという。

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タイラー・ザ・クリエイター

アーティスト情報

1991年3月6日生まれ。米カリフォルニア州出身のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、デザイナー、映像作家。本名はタイラー・グレゴリー・オコンマ(Tyler Gregory Okonma)。
2007年、ホッジィ、レフト・ブレイン、ケイシー・ヴェジーズらと共にオルタナティブ・ヒップホップ・グループ「オッド・フューチャー」を結成。2008年11月にデビュー・ミックステープ『ザ・オッド・フューチャー・テープ』をセルフリリースした。
2009年12月、タイラーは初のソロ・ミックステープ『バスタード』をセルフリリース。同ミックステープはピッチフォーク・メディアによる2010年のトップアルバムリストにおいて32位にランクインするなど注目を集めた。
2011年5月、1stアルバム『ゴブリン』で世界デビューを果たし、全米チャート初登場5位を獲得。アルバムに先行して発表した「ヨンカーズ」のミュージックビデオではゴキブリを食べるなどの過激な描写が注目を集め、MTVビデオ・ミュージック・アウォードで最優秀新人賞を受賞した。又、同年、オッド・フューチャーとしてサマーソニックに出演するため初来日を果たす。
2013年4月、2ndアルバム『ウルフ』をリリースし、全米チャート初登場3位を獲得。同年、ソロ名義では初となる来日公演を恵比寿リキッドルームと横浜ベイホールで行った。その後、ソロアーティストとしてTイン・ザ・パークやグラストンベリーにも出演し、1年を通してツアーを続けた。
2015年4月、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウエスト、リル・ウェインら豪華ゲストが参加した3rdアルバム『チェリー・ボム』をリリースし、全米チャート初登場4位を獲得。同年9月には二度目の来日公演を行った。
2017年7月、4thアルバム『フラワー・ボーイ』をリリース。よりメロディに焦点を当てたジャズを多用したサウンドを実験的に取り入れたことで、それまでの作品とは対照的なものとなり、ピッチフォーク・メディアが2017年のベストアルバムリストにおいて第8位、コンプレックスが第6位に選出するなど、批評家からキャリア史上最高の評価を得た。それまでの自身最高位を更新する全米初登場2位を獲得し、第60回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバムにノミネートされた。同年10月には3度目となる来日公演を恵比寿リキッドルームで敢行し、深夜という時間のライブではあったが即日完売するなど大盛況となった。
2019年5月、5thアルバム『イゴール』をリリース。アルバムには初めてタイラー自身の歌声がフィーチャーされており、R&B、ファンク、ラップ、ネオソウルが雑然と混ざりあう作風となった。キャリア史上初となる全米チャート1位を獲得し、第62回グラミー賞では念願の最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した。また、イギリスのブリット・アワードではインターナショナル男性ソロアーティスト賞を受賞した。
2021年6月16日、突如として新曲「ランバージャック」をリリースし、その翌日には6thアルバム『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』を6月25日に緊急リリースすると発表した。

(引用)https://www.sonymusic.co.jp/artist/tylerthecreator/profile/

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