2023.05.16 15:10
By Carl Lender CC BY 2.0
2023.05.16 15:10
ヴァン・ヘイレンのギタリストで、最も偉大なギタリストの1人として讃えられているエディ・ヴァン・ヘイレン。2020年10月6日に亡くなった伝説的なギタリストだが、KISSのジーン・シモンズがその偉大さを語った。
先日、ロック誌Louderのインタビューに登場したジーン・シモンズは、1976年に初めてエディ・ヴァン・ヘイレンを見たときのことを以下のように語っている。
「あの日、私はヴァン・ヘイレンを見て、何が起こっているのか信じられなかったよ。ステージの前に立ってライブを見ていて、自分の目と耳を信じられなかった。この人は本当に自分の手でこのサウンドを出しているのか?と驚いた。ヴァン・ヘイレンの初期、エディは自分のプレイと手法を盗まれないように後ろを向いて弾くこともあった。でも彼の弾き方を見たとしても、誰がそれを真似できるというんだ?」
エディ・ヴァン・ヘイレンを初めて見たとき、彼のギタープレイに衝撃を受けたとコメントしたジーン・シモンズ。また、若い世代にエディ・ヴァン・ヘイレンの素晴らしさを知ってほしいとも発言した。
「彼の死はとても残念だったけど、若い世代が彼の才能を知らないことに少し怒りを覚える。親たちは子供たちの携帯電話を取り上げて、エディを見せたほうがいい。若い世代は、ジミ・ヘンドリックス以降で最も重要なミュージシャンのことを知らないといけない。エディのような人はもう出てこないだろう」
ジーン・シモンズは以前、自分がヴァン・ヘイレンを発掘したと語っていたが、Louder誌の最新インタビューでは「たまたまライブを見ていただけだ」と明かしている。ヴァン・ヘイレンの「Eruption」は、最も偉大なギターソロ曲の一つとして今でも語り継がれている。