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ミステリアスさを売りにしていた当時を振り返る

ザ・ウィークエンドが活動初期は“R&B向きのルックス”を持っていないと感じていたと語る

2023.04.26 18:40

Photo by Brian Ziff

2023.04.26 18:40

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今年の2月にSpotifyで月間リスナー1億人を突破した史上初のアーティストになったザ・ウィークエンド。2019年にリリースされた「Blinding Lights」は2022年10月までBillboard Hot 100最長チャートイン記録を保持し、楽曲「Save Your Tears」は2021年に最も売れたシングルになり、今では世界で最も聴かれているアーティストだが、活動を始めた当初について語っている。

活動開始当初は、姿を公にせずにミステリアスなブランディングでファンを増やしていったザ・ウィークエンドは、先日Interview Magazine誌のインタビューにて以下のように発言している。

「自分がどのように人々に見られて聴かれるかをちゃんと計算して活動をしたかった。若い頃は自分には需要がないと思っていたんだ。特にR&Bをやるためのルックスを持っていないと思っていた。当時、R&Bのルックスはとてもセクシュアルだった。もちろんそのような従来のR&Bの見た目じゃないアーティストもいたけど、もっと個人的な理由だった。音楽に対してバイアスがかかっていないリアクションが欲しかった」

R&Bをやるためのルックスを持っていないと感じていたと語ったザ・ウィークエンド。しかし、その活動の匿名性が彼の味方になったとも明かしている。

「自分が出している音楽とアートだけで判断されるようになったから、自分にとって有効だったし、それが策略になった。当時誰もそういうことをやっていなかったから、新鮮だったのもある。そしてそのミステリアスさとか、神話性も音楽と同じぐらい興味深くなった。その流れにできるだけ乗った。インターネットの時代にはずっと匿名でいることは無理だけど、何年かは続けることができた」

ザ・ウィークエンドは今年の3月にアルバム『Beauty Behind The Madness』『Starboy』『After Hours』に収録されている複数曲が全米1位を獲得し、各アルバムから2曲以上が全米1位を獲得したアーティストという、マイケル・ジャクソンと同じ記録を達成したことでも話題になっていた。

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