自分が在籍時のほうが“クール”だったとコメント
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの元ギタリストがバンドの最新作を酷評する
2023.04.07 17:15
By: Stefan Brending, CC BY-SA 3.0
2023.04.07 17:15
今年の2月19日に16年ぶりの単独来日公演を東京ドームで果たしたレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。昨年には最新作『Unlimited Love』をリリースしたベテランバンドだが、元ギタリストのジョシュ・クリングホッファーが最新作『Return Of The Dream Canteen』についてコメントした。
2009年にジョン・フルシアンテの後任としてレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入したジョシュ・クリングホッファーは、バンドと『I’m With You (2011年)』と『The Getaway (2016年)』を制作。2019年にジョン・フルシアンテが復帰するまでレッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストとしてバンドを支えた彼だが、先日出演したブラジルのポッドキャスト「5 Notas」にて、自身が脱退した後のレッド・ホット・チリ・ペッパーズについて以下のように語った。
「僕が辞めてから2枚目に出たアルバム(“Return Of The Dream Canteen”)は最後まで聴けなかったと思う。飛行機に乗る前に全部聴こうと思っていたんだけど、9曲目ぐらいまで聴いてそれ以降は聴いてない。僕が在籍していたときのほうがイケてる音楽を作っていたと思うからキツイよ。作っていた曲たちを完成させたかった。音楽をやっている人に対してネガティブなことを言いたくないけど、新アルバムを聴いたときは正直ショックだった」
また、ジョシュ・クリングホッファーは、度々ジョン・フルシアンテとコラボをしており、2004年にリリースされたコラボアルバム『A Sphere in the Heart of Silence』について「一度もライブでやったことないから演奏したら楽しいだろうな。最近はあまりジョン・フルシアンテと話さないけど、彼に対してはとても大きな愛を持っているよ。彼は僕の最も好きなミュージシャン/作曲家だよ」とコメントしている。