2023.04.06 18:30
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2023.04.06 18:30
今年の12月2日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで最後のライブを実施すると発表したKISSだが、フロントマンのポール・スタンレーと元ギタリストのエース・フレーリーの間にさらなる確執が生まれている。
先月、ラジオ局SiriusXMの人気番組「Howard Stern Show」に出演したKISS。番組ホストのハワード・スターンに「2014年の“ロックの殿堂”授賞式で、オリジナル・メンバーのエース・フレーリーとピーター・クリスが演奏に参加しなかったのは何故か?」と訊かれた際に、ポール・スタンレーは「もしKISSのような見た目で彼らのようなサウンドを演奏している人たちがいたら、KISSじゃなくてPISS(小便)って名前になってしまう」と、元メンバーの2人を貶した。
ポール・スタンレーのその発言を受け、エース・フレーリーは「もし謝罪をしなければポール・スタンレーとジーン・シモンズの“汚い行為”を集めた120ページの書類を公開する」と反撃。ポール・スタンレーに謝罪を求めたエース・フレーリーだが、昨日公開されたTrunk Nationのインタビューでその後の結末を明かしている。
「ライブが終わった後、ポール・スタンレーから電話が来た。携帯に彼の名前が表示されたから驚いたよ。多分謝罪したり、あのような発言をした理由を説明するために電話したのかなと思った。それかあの発言は俺じゃなくて、ピーター・クリスに向けて言ったのかな、とか思っていた。でも結果的に謝罪ではなくて、電話は5秒間で終わった。彼は“エース、クソくらえ。謝らないからな!”と言って、電話を切った。彼は俺がなんでこんな怒っているかも説明させてくれなかった」
ポール・スタンレーがオリジナル・メンバーであるエース・フレーリーとピーター・クリスを貶したのは今回が初ではなく、2014年には「彼らは空気が抜けたタイヤのようだ」とコメントしていた。