伊藤ちひろ監督が「独特な雰囲気がまさにぴったり」と絶賛
齋藤飛鳥が新境地を見せる 映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』新場面写真公開
2023.04.06 17:00
©2023『サイド バイ サイド』製作委員会
2023.04.06 17:00
4月14日(金)より全国公開される映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』から、乃木坂46卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥の場面写真が公開された。
『サイド バイ サイド(=隣同士で/一緒に)』という題名を冠された本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)をはじめ、行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた。美術・装飾スタッフ出身である伊藤監督の感性が光る詩的な映像世界の主人公を演じるのは、坂口健太郎。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す⻘年・未山を柔らかな雰囲気で魅せる。かつて起きたある事件がきっかけで未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を、乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥が演じる。そのほか、未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織に市川実日子、未山の高校時代の後輩草鹿に浅香航大。詩織の娘・美々に磯村アメリといったキャストが名を連ねる。
今回公開されたのは対照的な2枚の写真。一方の写真では、緑豊かな森の中で草⽊に触れる穏やかな表情の莉⼦が写し出されており、純真さや透明感が伝わる。しかしもう⼀⽅では、放⼼状態で薄暗い部屋で何かをじっと⾒つめている。彼⼥の視線の先には何があるのか──?
『あの頃、君を追いかけた』(2018年)や『映像研には⼿を出すな!』(2020年)など多岐にわたるジャンルの作品に出演してきた齋藤。今回のキャスティングにあたり伊藤ちひろ監督は、“無防備にただ佇んでいても雰囲気のある⼈”という条件のもと莉⼦役を探していたところ、齋藤⾶⿃が思い当たったという。実際に齋藤とタッグを組み、伊藤監督は「すごく器⽤だし、理解⼒もあるし、とても頭のいい⼈で、そして⼈としてすごく⾯⽩い⽅。莉⼦だけ時が⽌まっているようにも⾒せたかったので、きっとこの⼈はずっとこのままなんだろうなと感じさせてくれる齋藤さんの独特な雰囲気がまさにぴったりでした」と明かしている。