こだわりのCGで描く獅子舞バトル・アクション
花江夏樹＆桜田ひよりが吹替に参加、中国アニメ『雄獅少年／ライオン少年』本編映像公開
2023.04.04 12:00
©BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD ©TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
2023.04.04 12:00
花江夏樹と桜田ひよりが吹替で参加し、5月26日より全国公開されるアニメーション映画『雄獅少年／ライオン少年』から本編映像と場面写真が公開された。
本作は、格差社会の底辺でもがく少年の成長を熱い獅子舞バトルを通して描いたアニメーション。出稼ぎ両親の帰りを待つ貧しい少年チュンは、ある日獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから獅子頭を譲り受けた。少年チュンはお調子者のマオと食いしん坊のワン公を誘って獅子舞バトル競技大会出場を決意し、元選手チアンに弟子入りする。チアンの妻アジェンの励ましを受け三人は猛特訓を続けるが、大会目前でチュンの父が大けがをしたため帰郷。夢を諦めそうになったチュンの前に再びあの少女が現れる。中国で空前の大ヒットとなり2021年度公開作品の映画満足度ランキングで一位を記録、2022年には日本で限定上映された。
日本語吹替では、花江夏樹が困難を乗り越え成長する主人公・チュンを、高い演技力で話題沸騰の桜田ひよりがチュンを獅子舞に目覚めさせた同名のヒロイン・チュンを担当。共に大会を目指す仲間・マオとワン公には山口勝平と落合福嗣、師匠・チアンに山寺宏一、その妻アジェンに甲斐田裕子ら豪華声優陣が結集した。
本映像のナレーションを務めるのは『北斗の拳』のナレーションや『ONE PIECE』のバギー役で知られる超ベテラン声優の千葉繫。映像には、水墨画のようなアニメーションで躍動感溢れる獅子の姿が映し出される。「獅子舞は中国の優れた民間芸能。踊り、音楽、武術が一体化している。古よりその人気は衰えることなく受け継がれてきた」という言葉の通り、獅子舞は中国の伝統芸能で現在では中国国家級無形文化遺産にも指定されているほど強く文化として根付いている。
そして「獅子舞には南北二つの流派アリ。南は表情豊か、跳ね上がり、避け、挑み、回り、飛ぶ！」と続く。花江も「獅子舞というテーマが新鮮。僕のイメージしていた獅子舞よりも動きが派手で華やかでとても見ごたえがある」と語るように、“獅子舞バトル”という言葉にふさわしいほど熱く激しい争闘を繰り広げる姿が描かれている。
また、場面写真では主人公のチュンが少女・チュンから獅子頭を受け取るシーンや、共に獅子舞バトル競技大会を目指すマオとワン公、チュンたちの熱い想いから師となることを決意したチアンの姿も写し出されている。チュンが獅子頭を持ち街を見るシーンでは1フレームに10時間（1秒が24フレーム）ほどかけたというほどアニメーション制作への強いこだわりが詰まっており、場面写真では細部までの描き込みも垣間見ることができる。
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