ジョナサン・メジャースが演じるデイムの場面写真も公開
『クリード 過去の逆襲』キャスト陣がIMAXカメラで撮影したファイトシーンの魅力を語る
2023.03.24 17:00
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2023.03.24 17:00
5月26日(金)に日本公開される『クリード 過去の逆襲』から特別映像と場面写真が公開された。
伝説のボクシング映画『ロッキー』。そのDNAを継承した『クリード』。自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)、父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(2019年)を経てロッキーのサポートを受けながら、数々の激戦を繰り広げてきたアドニス・クリード。ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなった彼の前に現れたのは、封印した“己の過去”だった。
シルベスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンは『クリード チャンプを継ぐ男』で全米映画批評家協会賞の主演男優賞など数々の賞を受賞し、マーベル作品『ブラックパンサ―』では悪役エリック・キルモンガーが歴代ヴィランNo.1と絶賛され、一躍トップスターに上り詰めた。最新作の本作では初監督も務め、スポーツ映画初、IMAX認証デジタルカメラでの撮影も敢行。
『ロッキー』『クリード』サーガ史上最高のオープニングで初登場1位を記録した『クリード 過去の逆襲』は、公開3週目を迎え、前作『クリード 炎の宿敵』(2億1400万ドル)の全興収を超える累計2億2420万ドル(3月20日時点)を突破。また、全米だけの比較でも前サーガ全ての作品を越える1億2800万ドルの大ヒット記録を更新した。
解禁された特別映像では、初監督に挑んだジョーダンが「インディペンデント映画もハリウッド大作も大好きだから、両方の要素を盛り込みたかった」と語り、「濃密だけど壮大なストーリーだ」とジョナサン・メジャースが続ける。メイキング映像に重ねて「高ぶる感情とボクシングのスペクタクルを描き、次のレベルにいけるようハードルを上げた」と監督が言葉を重ねた。そして、リングに仁王立ちするメジャースが演じる幼なじみのデイムの姿が捉えられる。クリードが封印したはずの“過去”を背負い、鍛え上げられた肉体で目の前の敵を睨みつける最強の敵の姿は強烈だ。
「『クリード』は全作映画館で観ていた」と語るメジャースは「全てにおいて映画館で観るべきだ」と力を込める。世界の観客を興奮の渦に巻き込んだ映像は、スポーツ映画史上初の26分にも及ぶIMAXカメラ撮影によるファイトシーンが炸裂しする。クリードの妻ビアンカを演じたテッサ・トンプソンも「本当にリングの上に立っている様な気分になる」と目を輝かせた。最後にジョーダンは、「ファイト、アクション、全てにおいて大スクリーンで体験するにふさわしい。全ての人が映画館を出たときに“その場にいたようだ”と思って欲しい」と結んでいる。
併せて公開された場面写真は、メジャースが演じるデイムの強靭的肉体を捉えている。2023年のアカデミー賞授賞式プレゼンターとしてマイケル・B・ジョーダンと2ショットで登場したメジャースは、全世界で大ヒット中の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で征服者カーンを演じ、圧倒的な存在感を見せた。『クリード 過去の逆襲』では、主人公クリードの幼なじみのデイムを演じる。
名門イェール大学在学中にキャリアをスタートさせたメジャースは、オバマ元大統領が2019年のベスト作品に選んだ『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』で一躍脚光を浴びた。2020年には、スパイク・リーの戦争ドラマ 『ザ・ファイブ・ブラッズ』(Netflix)でチャドウィック・ボーズマンと共演。 2021年にはマーベル・シネマティック・ユニバースのシリーズ『ロキ』に参戦、TVAの職員タイムキーパー/在り続ける者に起用された。今年はすでに『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の最凶の男カーン、本作で最強の敵デイムを演じ両作の世界的ヒットで大ブレイクしている。
新たに解禁された場面写真は、パーカーにタンクトップのデイムがふてぶてしい表情でリングに向かう姿を捉えたカットや、リングサイドで目の前の敵を見据えているカット。鍛え上げた大胸筋、三角筋と上腕二頭筋から繰り出されるパンチ力の凄まじさを感じさせる。別の一枚はビーチで半裸になりロードワークに励むデイムを捉え、背筋が伸びた全身から漲るパワーを感じさせる一枚だ。