メタリカ Photo by Tim Saccenti
2023.03.15 16:00
4月14日に新アルバム『72 Seasons』をリリースするメタリカ。世界で1億2,000枚以上のセールスを記録し、ビジネス的にも最も成功したメタルバンドとして人気を誇る彼らだが、高クオリティのアナログレコードを生産し続けるためヴァージニア州にあるプレス工場を買収したと報じられている。
メタリカは2016年以降、『Master of Puppets』『…And Justice For All and Metallica』『Metallica』などをボックス・セットとしてリイシューしており、2022年には90万枚以上のレコードを生産したとマネージメント会社のQ Primeは明かしている。10年以上メタリカのアナログレコードを生産しているヴァージニア州のプレス会社Furnace Record Pressingの株の大半を買収したメタリカのメンバーは以下のようにコメントしている。
「Furnaceはメタリカにとても良くしてくれたし、ファンにも良い対応をしてくれた。メタリカとFurnaceの深い関係性は、5人目のメンバーである全世界のファンにアナログ盤を保証するものだし、今後も高いクオリティのレコードを生産し続けることができる」
将来的にも高いクオリティのレコードを生産し続けることが可能になると、メタリカのフロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドは述べた。また、ドラマーのラーズ・ウルリッヒも「Furnaceと、次のレベルのパートナーシップを組めてこれ以上ない喜びを感じているよ。彼らのインディペンデントな精神と作品に対する熱意…..文化的にも私たちはとても近い者同士だ」とコメントしている。
メタリカは今月頭にアルバム『72 Seasons』からの3rdシングル「If Darkness Had A Son」をリリースしていた。