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続編を作ることに「心がそそられる」と明かす

ブライアン・メイが映画『ボヘミアン・ラプソディ』続編の可能性について語る

2023.03.02 18:15

Bohemian Rapsody

2023.03.02 18:15

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1973年にデビューし、世界中で3億枚ほどのセールスを誇るロック・バンド、クイーン。ラミ・マレックがフレディ・マーキュリー役を務め、世界で1,200億円ほどの興行収入を記録したクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)について、ブライアン・メイがその続編の可能性を語った。

Daily Star誌のインタビューに登場したブライアン・メイは、続編のアイディアについて以下のように語っている。

「続編についての話しはしているよ。私たちを演じてくれた役者たちは本当に素晴らしく、彼らと一緒に仕事をするためだけでも続編を作る価値があると思うし、とても心がそそられるアイディアだ。“ボヘミアン・ラプソディ”はライヴ・エイドと、フレディが暗にAIDSと向き合うことがクライマックスだったが、実際にはクイーンの全盛期が終わるまでもたくさんの出来事があった。
フレディのためにこの映画が作れてよかった。それは私たちにとって重要なことで、正しい精神で作れたと思う。私たちはグループだから映画で全員描かれたが、本当は全てフレディについてだったし、彼のために上手くできたと思う」

続編を作ることに「そそられている」とコメントしたブライアン・メイ。彼は2020年にローリング・ストーン誌のインタビューに出演した際には「実際に話し合ったけど、今は続編は考えてはいない。もしかしたら変わるかもしれないが、難しいと思う」と続編について否定的な意見を示していた。しかし最新のインタビューでは続編について前向きに捉えているようだ。

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ブライアン・メイ(g)とロジャー・テイラー(ds)がいたスマイルにフレディ・マーキュリー(vo)が1970年、ジョン・ディーコン(b)が1971年に加わる形で1971年に結成。74年の「キラー・クイーン」「輝ける7つの海」が初のチャート入りを果たし、75年4月に初来日。その年の後半には「ボヘミアン・ラプソディ」をイギリスで9週連続1位に送り込み、「キラー・クイーン」を収録した『シアー・ハート・アタック』はUKチャート2位のヒットとなった。さらに「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」を含んだ77年の『世界に捧ぐ』が全米3位を記録して世界的な成功を掴む。次々とヒットを放ち、81年にはイギリス史上最も売れたアルバムとなった『グレイテスト・ヒッツ』を発表。続いて85年にはチャリティー・コンサートの〈ライヴエイド〉に出演し、圧倒的なパフォーマンスは常にベスト・ライブパフォーマンスとして記憶されている。
91年のアルバム『イニュエンドウ』は見事全英1位に輝いたものの、そのわずか10か月後の11月24日、フレディがHIV感染合併症による肺炎で夭逝。92年には〈フレディ・マーキュリー追悼コンサート〉が開かれ、95年にフレディをフィーチャーしたクイーン最後のアルバム『メイド・イン・ヘヴン』がリリースされると全世界で2,000万枚以上を売り上げるベスト・セラーとなった。97年にはジョンが離れたが、ブライアンとロジャーはその後もクイーンの名のもとにポール・ロジャース、現在はアダム・ランバートと活動を継続している。
2018年クイーンは〈グラミー賞生涯業績賞〉を受賞した。2001年には〈ロックの殿堂〉、03年にはオリジナル・メンバー全員が〈ソングライターの殿堂〉入りを果たした。シングル、アルバムの総売り上げは3億枚を突破し、いまもなお数字を伸ばし続ける一方で、18年公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、彼らの功績を再認識させるだけでなく、新たなファンを生むことにもなっている。
81年にリリースされた『グレイテスト・ヒッツ』は英国の歴史の中で、今なお最も売れたアルバムとなっている。

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