バーミンガム・ロイヤル・バレエ団によって上演
ブラック・サバスの音楽を元にしたバレエが上演決定 トニー・アイオミがコメントを寄せる
2023.02.09 18:15
Image: Sofia Liñares. © Perou
2023.02.09 18:15
1970年にデビューアルバム『Black Sabbath』をリリースして以来ヘヴィメタルの祖として数々のバンドに影響を与えてきたバンド、ブラック・サバス。先日、創設メンバーのオジー・オズボーンがツアー活動を引退したことも話題になっていたが、この度ブラック・サバスの音楽がバレエになると発表された。
カルロス・アコスタが芸術監督を務めるバーミンガム・ロイヤル・バレエ団は、ブラック・サバスの音楽をバレエ化した『Black Sabbath: The Ballet』を今年の9月に上演することを発表した。バーミンガムのヒッポドロームにて5公演が行われると発表されており、音楽はロイヤル・バレエ・シンフォニアが「Paranoid」「Iron Man」「War Pigs」「Black Sabbath」「Solitude」「Laguna Sunrise」「Sabbath Bloody Sabbath」などを演奏するようだ。
ブラック・サバスのギタリストであるトニー・アイオミは以下のようにコメントしている。
「このバレエがどのように実現するのか楽しみだよ。ブラック・サバスは常にイノベーションを起こしてきたし、常に予想ができないバンドであったけど、これ以上予想外なことはないだろう。ブラック・サバスとバレエが一緒になるとは想像していなかったけど、良い響きだね!
以前コモンウェルスゲームズの開会式でダンサーたちと一緒に演奏をしたんだけど、みんな素晴らしいエネルギーを持っていたし、彼らと一緒にまたできることを嬉しく思うよ。向こう側で会おう」
大英帝国勲章も受賞しているカルロス・アコスタは、ブラック・サバスについて「ブラック・サバスはバーミンガムが輩出した最も大きく、最も文化的に有名な(悪名高い)存在だ。だから人々にとっては意外かもしれないこのパートナーシップには自然に惹かれていた。バンドが支持してくれているのはとても大きい」とコメントしている。