台詞の半分がアドリブだったと舞台裏を明かす
チョコプラ長田の狂気があらわに 窪塚洋介主演『Sin Clock』新場面写真&本編映像解禁
2023.02.04 18:00
©2022 映画「Sin Clock」製作委員会
2023.02.04 18:00
2月10日(金)より新宿ピカデリー他で全国公開を迎える映画『Sin Clock』(読み:シンクロック)より、新たな場面写真と本編映像が公開された。
最低の人生を生きる男たちが思いもよらぬ《偶然の連鎖》に導かれ、幻の絵画をめぐるたった一夜の《人生逆転計画》へ挑む様をスリリングに描き出す本作。主演を務めるのは窪塚洋介。どん底の人生からの一発逆転を目指すタクシードライバー、高木シンジ役を独特の色気匂い立つ唯一無二の存在感で表現する。高木とともに絵画強奪計画を画策する同僚ドライバー番場役と坂口役に、坂口涼太郎と葵 揚。さらに橋本マナミ、田丸麻紀、長田庄平(チョコレートプラネット)、藤井誠士、風太郎、螢 雪次朗のほか、近年熱い注目を集めるヒップホップシーンからも、人気ラッパーの般若、Jin Doggら多彩なジャンルから個性豊かなキャストが集結。
テーマソングに国内のみならず海外からも熱狂的な支持を集めるオルタナティブロックバンドGEZANが「赤曜日」「BODY ODD」の2曲を提供するほか、劇中曲にはフリースタイルバトルシーンでも活躍するラッパー、Jinmenusagi による「Metchalo」、そして21年を象徴するヒット曲となったAwichによる「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」が起用される。
今回新たに解禁されたのは、窪塚演じる主人公・シンジの運転するタクシーを、長田演じる警官・成田が取り締まるシークエンスを捉えた場面写真と本編映像。巧妙に貼られた伏線と、様々な「偶然」が数珠つなぎになり観る者を翻弄する「予測不能」の物語の中で、たびたび窪塚演じるシンジの行動を邪魔立てする存在として姿を現すのが、人気お笑い芸人・チョコレートプラネットの長田庄平演じる狂気的な警官・成田だ。
長々と続く理不尽な尋問に、シンジは深夜の貴重な乗客を逃してしまう。「なんでいつも俺ばかり…!」と、不運ばかりが舞い込む毎日にストレスと怒りが限界のシンジは、成田に思わず不満をぶつけてしまう。しかし、成田はまともに取り合わず、シンジを一瞥するなり、およそ警官とは思えない高圧的な態度でシンジに暴言を浴びせかける。
ヒートアップする罵り合いの中で、成田が「ゴミクズが!!」とシンジの眼前で叫ぶ様はまさに狂気的。同時に、国家権力側に立つ“持つ者”の成田と、社会から爪弾きにされた“持たざる者”のシンジが相対する様は、格差社会やセカンドチャンスに乏しい現代社会のいち側面を象徴的に炙り出しているようにも映る。
長田はこれまで『トイ・ストーリー4』(19/ジョッシュ・クーリー監督)、『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(21/高橋渉監督)、『バッドガイズ』(22/ジョン・マイケル・マクドナー監督)といったアニメーション映画作品では日本語吹替や声優を務めてきたが、実写映画への俳優としての出演は本作が初。出演情報が解禁になるや、長田が演じる成田役の狂気的な様を称して名付けられた「マッドコップ」という呼称や、予告編で見せた常軌を逸した演技等を通して、ファンを中心に「ハマり役!」「必見!」という声が相次いだ。
撮影を振り返り長田は、「芸人として今まで出したことの無いキャラクターで演じました」と、成田役として狂気に満ちた役柄を演じたことで新しい引き出しが開くことができたと述懐。窪塚との共演については、「窪塚さんに直接絡んでいくシーンは、監督から「自分の言葉で窪塚さんに絡んで欲しい」という演出だったので、半分アドリブの台詞でやっています。」と語り、緊迫感みなぎるシーンがアドリブであったとの驚きの舞台裏を明かした。
さらに、YouTubeチャンネル〈チョコレートプラネット チャンネル〉の大人気企画「悪い顔選手権」に主演・窪塚洋介と牧賢治監督がゲスト出演することが決定。窪塚と牧監督がどんな“悪い顔”を披露するのか? どんな“容疑”が言い渡されるのか? その模様は後日公開される。
長田庄平(チョコレートプラネット)コメント全文
何もわからずオーディションに行き、牧監督の前で自分なりの狂気をさらけ出し、気付いたら出演が決まってました。
今回初めて役者として映画に出させてもらうのが『Sin Clock』で良かったです。
あの窪塚洋介さんとまさか同じ作品で演じられるとも思ってもみませんでした、
しかも芸人として今まで出したことの無いキャラクターで演じました。
窪塚さんに直接絡んでいくシーンは、監督から「自分の言葉で窪塚さんに絡んで欲しい」という演出だったので、
半分アドリブの台詞でやっています。
とにかく熱くてクールな映画です!是非劇場で観てください!