2023.01.08 12:00
©2022 映画「Sin Clock」製作委員会
2023.01.08 12:00
2⽉10⽇(⾦)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される窪塚洋介主演の映画『Sin Clock』から、本編映像と場面写真が公開された。
本作は、最低の⼈⽣を⽣きる男たちが思いもよらぬ“偶然の連鎖”に導かれ、幻の絵画をめぐるたった⼀夜の“⼈⽣逆転計画”へ挑む様をスリリングに描き出している新時代のサスペンス・ノワール。
仕事と家族を失った主⼈公の⾼⽊シンジ、サヴァン症候群により驚異的な記憶⼒を持つ元数学教師の番場ダイゴ、賭博狂で元⾃衛官の坂⼝キョウの3⼈は、前職をクビになった時期が「3ヵ月前」、誕⽣⽇が「3⽉3⽇」と、「3」という数字に奇妙な共通点を持ちそれぞれがどん底の⼈⽣を⽣きていた。“持たざる者”である彼ら3⼈のタクシードライバーの運命が交わった時、偶然の連鎖に導かれ、予測不能なスリリングな⼀夜が幕を開ける。
主演の窪塚洋介は、どん底の人生からの一発逆転を目指すタクシードライバーの高木シンジを演じた。高木とともに絵画強奪計画を画策する同僚ドライバーの番場ダイゴ役に坂口涼太郎、坂口キョウ役には葵 揚が抜擢。ほか橋本マナミ、田丸麻紀、長田庄平(チョコレートプラネット)、藤井誠士、風太郎、螢 雪次朗、人気ラッパーの般若、Jin Doggら多彩なジャンルから個性豊かなキャストが集結した。テーマソングとして、国内外から熱狂的な支持を集めるオルタナティブロックバンドGEZANが「赤曜日」「BODY ODD」の2曲を提供するほか、劇中曲にラッパーJinmenusagiによる「Metchalo」、Awichによる「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」が起用されている。
本日、映画公開の“33⽇前”になったことを受けて公開された本編映像では、GEZANによるテーマソング「⾚曜⽇」をバックに、⼈⽣逆転を賭けた強奪計画を成功させるため裏社会の危険⼈物との交渉に向かう3⼈の姿が映し出されている。薄暗い公衆トイレで⾝⽀度を整えたのち、闇夜の路地裏を⿊のスーツに⾝を包み煙草をくゆらせながら歩く姿からは、後戻りできない危険な世界へ⾜を踏み⼊れることへの覚悟が伺い知れる。強奪計画の成功が懸かった重⼤な夜を3⼈で越えることができるのか、期待と不安が⼊り混じる緊迫感あふれる映像となっている。
また、併せて公開された場面写真には、鏡の前でネクタイを締め直し⽬線を落としながら煙草に⽕をつけるシンジの姿が収められており、社会からも家族からも⾒放されたうだつの上がらない⼈⽣を送っている男とは思えない⾊気が⾒て取れる。さらに、Jin Dogg演じる半グレのヤスと藤井誠⼠演じる闇ブローカーのチバとの取引に挑むシーンを捉えたカットからは、煙草を吸いながら落ち着いた余裕を⾒せるシンジ、⼰の柔和さを⾒透かされまいと固く⼝をつむぐダイゴ、⽬をギラつかせ相⼿を睨みつける強気で⾎気盛んなキョウと、失敗の許されない危機的状況下での様⼦が三者三様に収められている。