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共感と反感の120分“現実逃避型”エンタテインメント

『そして僕は途方に暮れる』藤ヶ谷太輔の逃避劇を追う場面写真が公開

2022.12.28 17:00

©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

2022.12.28 17:00

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2023年1月13日(金)より全国公開される藤ヶ谷太輔主演『そして僕は途方に暮れる』から新たな場面写真が公開された。

本作は主人公のフリーター・菅原裕一がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族……と、あらゆる人間関係を断ち切っていく、逃避劇。

監督は『愛の渦』『娼年』で知られ、各界から注目を集め続けている三浦大輔。舞台から映画へと表現の幅を確実に広げながら唯一無二の世界観を創り上げている。本作でも、自身が書き下ろしたオリジナルの舞台を、自ら脚本・監督を手掛け映画化した。そして、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が舞台から続投して主人公・菅原裕一を演じる。

『そして僕は途方に暮れる』©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

今回公開されたのは、バツが悪くなるとすぐにその場を逃げ出してしまう主人公・菅原裕一(藤ヶ谷)が、あらゆる人間関係から逃げ続けたその“軌跡”を辿る場面写真。同棲して5年の恋人・里美(前田敦子)に甘えて、気ままで気楽な生活を送っていた裕一。しかし些細なことをきっかけに今後のことを話し合おうと迫られるはめに。「我慢できると思ったんだけどできないから言うね」と切り出す里美。ばつが悪くなった裕一はとんでもない言い訳をしながらその場しのぎで荷物をまとめて家を飛び出してしまう。裕一の逃避が始まる“些細なきっかけ”とはなんだったのか──。

その後、転がり込んだ親友・今井伸二(中尾明慶)の部屋では、居候の身にも関わらず、我が家のようにくつろぎ、温厚な伸二までもキレさせる。「おかしくないか、人として!」伸二の怒りに対し、関係がこじれるのが面倒な裕一は、またもや荷物をまとめて逃げ出してしまう。次に頼ったのは、バイト先の先輩・田村修(毎熊克哉)。「真面目かよ!」とからかわれたり、気を遣う会話や酔って絡んできたりすることに嫌気がさし、田村が寝たすきにまたも逃亡。お次は、大学のサークルの後輩で映画の助監督をやっている加藤(野村周平)に何とかしてもらおうとファミレスに呼び出す。しかし、「先輩、次はどこ行くんすか?」と先に言われてしまい、つい見栄を張ってその場を後にしてしまう。

『そして僕は途方に暮れる』©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

やむを得ず訪ねたのはそりの合わない姉・香(香里奈)のマンション。裕一は話を切り出そうとするが、裕一の日ごろの自堕落ぶりにうっぷんがたまっていた香は「いつまでそんなことしてんの。終わってんでしょ、普通に!」とダメっぷりをことごとく指摘。香の言葉に逆ギレした裕一は部屋をあとにし、故郷・北海道へと向かう。裕一は、夜行バス、フェリーと乗り継ぎ、母・智子(原田美枝子)が1人暮らす苫小牧へ辿り着く。広い実家で寂しく暮らす母が不憫になり同居する考えを話すも、「……じゃあ、ちょっとこれ見てもらっていい?」と母からの想像を超えるリアクションに、さすがの裕一も思わずドン引きして、雪降る街へ飛び出し途方に暮れる。すると、そこに現れたのはかつて家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)。「俺の家に来るか?」。父の誘いに裕一はスマホの電源を切り、いっさいの人間関係を断ってしまう。裕一が逃げ続けた先に、待ち受けているものとは。

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作品情報

そして僕は途方に暮れる

©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

そして僕は途方に暮れる

2023年1月13日(金)TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
原作:シアターコクーン「そして僕は途方に暮れる」(作・演出 三浦大輔)

製作:映画「そして僕は途方に暮れる」
製作委員会 制作プロダクション:アミューズ映像企画製作部 デジタル・フロンティア
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

出演:藤ヶ谷太輔
脚本・監督:三浦大輔

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