2022.12.24 17:30
2022.12.24 17:30
やりたいことをやるのに年齢は関係ない
──先ほどおっしゃっていただいたように、ボイメンと同世代のファンの皆さんにはライフスタイルが変わってきている方々も多く、将来について真剣に悩む人も増えてきているのではないかと思います。ですので、ボイメンの6人はどんなふうに年齢を重ねていきたいと考えているのかを教えていただきたいなと。
田村 あー、僕はボイメンで最年長だから、年齢を気にしちゃう人たちの気持ちもわかります。でも僕が夢を追いかけようと思ったきっかけが、サラリーマンをやっていた頃に「人生最後の日に自分を振り返ったときに、楽しい人生だったと思って終わりたいな」と思ったことなんですよね。それが生きていくうえでの軸としてあるので、年齢を重ねても関係なく、やりたいことを気にせずやっていきたいです。
平松 そういう意味でも、それぞれがやりたいことをやれるグループでありたいと思っていて。グループとして曲も出すしライブもするけど、メンバー同士がもっと会えなくてもいいんです。みんなそれぞれ自由にやりたいことがやれてたら、グループで集まったときに全員がメンバーと久しぶりに会えてうれしいし楽しい。そしたらファンの子たちもすごく盛り上がってくれると思うんです。もっとそれが加速させることが、理想的な年齢の重ね方かなと思っています。
本田 たしかにこの先アラフォーになったときに、グループの看板におんぶに抱っこではまずい。ボイメンの活動で自分たちなりに磨いてきた武器や自分の趣味嗜好が花開くタレントになっていくことは大事だと思っていますね。
辻本 やっぱり年齢でもなんでも、自分の置かれている状況を言い訳にしてたら終わりだと思うんです。僕がボイメンに入ったのは19歳で、芸能界に入るにはすごく遅くて。この年齢だと難しいかもな……という気持ちもなくはなかったけど、「遅いからやめとこう」と思ったら何もやれないなと思って踏み出したんです。だから今も同じような感覚ですね。「31だからもう遅いかな」と諦めちゃったら何もできない。今の自分がいちばん若いと考えると、ここから先にやりたいことはまだまだたくさんあるし、叶えてない夢もたくさんあるから1日でも早く目標を達成したい。まだまだ年齢で諦めるタイミングではないし、このメンバーなら力を合わせればそこに到達できるという希望はあるんですよね。
──やはり先ほどから語っていただいているとおり、皆さん全員が夢を叶えるためにも現状に満足せず、ステップアップしていきたいと思ってらっしゃるんですね。
本田 やっぱりかっこいい先輩方がすごく多いじゃないですか。竹野内豊さんしかり、堤真一さんしかり、竹中直人さんしかり、年齢を重ねれば重ねるほど魅力的になる人たちだらけなんですもん。だから自分たちがこの先どんな大人になるのかが楽しみだし、自分も40、50代になったらかっこいい先輩たちみたいな渋さを身につけられるのかな……!? というワクワクが大きいんですよね。
勇翔 僕も同じく年齢のことを考えたことはないなあ……。もうすぐ30になるんですけど、30になる実感もあんまり湧いてなくて。自分がやりたいことを今までやってきているし、今後も特に気にせずやりたいことをやっていきたいから、それに年齢は関係ないかな。
吉原 何かを好きになったり、魅力的だと感じることに年齢は関係ないですよね。僕の中に年齢という概念がこれまであんまりなかったので、そういう質問をされてもいい返しが思いつかない(笑)。だから答えられることとしたら、年齢に左右されない魅力をつけたいし、もっと自分を魅力的にするにはどうしたらいいだろう?と考える年齢の重ね方をしたいですね。
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