本年度アカデミー賞の最有力候補作品
スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的映画『フェイブルマンズ』3月3日公開決定
2022.11.30 13:40
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2022.11.30 13:40
スティーヴン・スピルバーグが監督・脚本を務める最新作『The Fabelmans(原題)が、邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開されることが決定した。
50年にわたるキャリアの中で、『ジョーズ』から『E.T.』、『ジュラシック・パーク』など史上最も愛され、変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた本作。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭では最高賞である観客賞を見事受賞した。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされているなど、本年度の最有力候補として期待が高まっている。
本作は、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル)が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。
サミーを演じるのは『ザ・プレデター』『アメリカン・ジゴロ』シリーズで知られるガブリエル・ラベル。彼の母を演じるのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。そして父親役を『THE BATMAN ーザ・バットマンー』のポール・ダノが務める。豪華実力派俳優が集結した本作に対し、スピルバーグは「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とコメントを残している。
この度公開された場面写真では、まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行きサミーが映画の魅力に心奪われるシーンや、6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。