2022.10.15 20:00
GANG PARADEが、11月16日(水)にリリースするシングルの表題曲「Priority」のミュージックビデオを公開した。
同MVのディレクションは様々なアーティストや広告ビジュアルを手掛ける新進気鋭のアートディレクター・映像監督・CGアーティストのYUKARI(OBF TOKYO)が担当。重苦しい過去からの脱却、そして真の自分を見つけ出すために走り出すグループの決意が込められた作品となっている。
また、MVに度々登場する本楽曲のダンスシーンはこれまで乃木坂46など錚々たるアーティストの振り付け演出を手掛けてきた南流石が担当。GANG PARADEにとって初の外部コレオグラファー起用ということで、今までにないアプローチで制作された独創的なダンスに仕上がっているとのこと。
なお、GANG PARADEは現在全国ツアー「EVERYTHING MUST GO TOUR」を開催しており、11月10日(木)の東京Zeep Haneda公演でファイナルを迎える。
YUKARI コメント
最近の世の中を見渡した時に、現代の人々はSNSで流行りを追ったり、周りを気にしたりして、その波の中で自分自身を失っているように感じます。たとえば、視聴者とお金が集まるから、安易に過激な映像を配信するといったように。たしかに、中には面白い映像もあり見ていて楽しい側面はありますが、本当の自分をもっと探してみてもいいのではないかと思います。そこで今回のMVでは、GANG PARADE扮する大食いYouTuberが、真の自分自身を見つけ出し、最後には真っ直ぐ力強く歩き出す、というストーリーと映像を表現しています。
またGANG PARADEのみなさんは、1人1人に個性がありつつも、チームで1つになる力があり、それがMVの絵にも繋がったなと考えています。フードをたくさん食べるシーンでは、正直「泣いてでもどんどん食べてもらう。いや、むしろ泣かせたい笑」くらいの思いで現場をディレクションしたのですが、驚いたことにみんなで声をかけあい始めたんですよね。食べる側も、応援する側も、撮る側も本当にすごい熱量でちょっと感動しちゃって、まさにみんなで作ったシーンだと感じています。
屋上でのソロのリップシーンでは、あえて特に指示は出さずに基本的に各メンバーの自己表現に任せていたのですが、みんなそれぞれの歌唱表現をしてくれました。それによって編集の際からカットの繋がりを自分でも楽しめましたし、「この歌詞をこういう表情で表現するんだ」と観ている方も楽しめるのではないかと思います。あとは、現場ではとにかく愛嬌がある仕草ばっかり。「愛される」グループというのがとても伝わってきました。今度は、その側面も映像にしてみたいです。