2022.10.07 20:30
By Raph_PH , CC BY 2.0,
2022.10.07 20:30
テーム・インパラのケヴィン・パーカーが『Lonerism』の10周年を記念し、インスタグラムにてアルバムを振り返った。
2012年の10月5日にリリースされたテーム・インパラの2ndアルバム『Lonerism』。グラミー賞にもノミネートされたヒット作であるが、彼は当時の心境をインスタグラムで明かしている。
「“Lonerism”が今日10歳になった。今の時点で、このアルバムがどんな意味を持つかをまとめるのは難しい。自分が音楽を作る上で、特別な時代だった。アーティストとして、自分を発見した時代だった。“Innerspeaker”を作ってから、今までと違う目的が生まれた。音楽をレコーディングする自分だけの世界に没頭し、完全に自分をコントロールさせる許可を音楽に与えた。今までにないクリエイティブな自由を感じていた。野心的で、変で、ポップで、実験的で、自分が信じるもののためにやっていたから、批判されても気にしないと感じていた。
もちろんリリース日がきて、全てが崩れた。アルバムが全く良くないと感じるようになり、人々が楽しんでいるイメージが湧かなかった。でも私は間違えていた。リリースされ、自分の期待を全て超え、人生が大きく変わった。少しづつ、音楽が良いと思うようになり、また新たな目的ができた。そしてそのサイクルがまた始まる」
『Lonerism』を制作した当時の心境、そしてアルバムにたいする自分の意見がリリースされてから変わったとコメントしたテーム・インパラ。こちらのアルバムはリリース後オーストラリアでプラチナ認定され、米ビルボード・チャートでも34位にチャートインした。