2022.09.10 12:00
2022.09.10 12:00
9月10日(土)は一年を通して最も月が美しいとされる「中秋の名月」。そんな本日に、12月2日(金)に公開される映画『月の満ち欠け』の場面写真が一挙4点解禁された。
岩波書店より刊行され累計発行部数56万部を超えた直木賞作家・佐藤正午のベストセラー小説が原作の映画『月の満ち欠け』は、“愛する人にもう一度めぐり逢いたい”という想いが起こした”奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。
大泉洋演じる現代を生きる愛する妻子を亡くした主人公・小山内堅（おさない・つよし）とSnow Manの目黒蓮演じる27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角哲彦。無関係だった彼らの人生が、有村架純演じる小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃（まさき・るり）の存在で動き出し、数十年の時を経て繋がっていく。
小山内の妻・小山内梢（おさない・こずえ）を演じるのは柴咲コウ。さらに、正木瑠璃の夫・正木竜之介（まさき・りゅうのすけ）には田中圭、小山内にある事実を伝える娘の親友・緑坂ゆい（みどりさか・ゆい）には伊藤沙莉と、超豪華キャストが集結し、壮大な愛の物語を確かな演技力で彩る。
監督は、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評があり『余命1ヶ月の花嫁』（09）や『ストロボ・エッジ』（15）なでもメガホンを握った廣木隆一。脚本には『映画 ビリギャル』（15）や『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』（18）など、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手がける橋本裕志が担当する。
このたび公開された場面写真では、娘の瑠璃が生まれ堅が誕生したての我が子を大事そうに抱きかかえる特別な瞬間を切り取った1枚や、小山内夫妻がまだ幼い瑠璃（阿部久令亜）を連れて夏の海辺へキャンプに出かけ、堅とその妻の梢（柴咲コウ）、そして瑠璃が砂浜から空を見上げている様子が映っている。視線の先には月に笑みがこぼれる両親に対し、“満ちては欠ける月”を瑠璃が不思議そうに眺める表情が印象的な1枚だ。
その他、一家団欒を楽しむ様子が捉えられた写真では、仲睦まじい家庭と18歳になった瑠璃（菊池日菜子）の成長が伝わってくる。と、思いきや打って変わって一人哀愁を漂わせ佇み寂しげな表情を浮かべる堅の姿を写した場面も。
