Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

COLUMN

ヒダカトオルのプロデュース塾!! 第2回

神使轟く、激情の如く。──バンドでもアイドルでもないスタイルで戦っていける理由とは?

2022.09.07 17:00

2022.09.07 17:00

全ての画像・動画を見る(全18点)

自力でアドトラックを走らせて、自力で武道館に立っている

ヒダカ ちなみにメジャーからお話はないんですか?

エヴァ 頂いたことは何度かあります。でも、私達の事務所って本当に自力でアドトラックを走らせて、自力で武道館に立っていて。同じぐらいお金出して、同じぐらいやってくれるかって言ったら、たぶん難しいと思うんですよね。新しいことをやってみようっていうときに何の制限もなくできるのも強みですし。

ヒダカ 言っていることが完全にバンドですよね。アイドルっぽくないんですよ、全然。

エヴァ それこそ私達のやりたいこととか、やっていきたいことを理解してくださって、同じように進んでいきましょうって言ってくださる方がもし現れたら、ぜひお願いしますっていいたいです。

ヒダカ テレビとかは嫌じゃない?

いもこ 全然嬉しいですね。以前「有吉反省会」に出させてもらって、別の意味(下ネタ)で目立っちゃいましたが(笑)。下ネタきっかけで音楽を聞いてくれる人もいますし、たくさんきっかけを作っていきたいです。

ヒダカ 逆にこれだけやってると次の一手難しいのかなと思うんです。いよいよ核心にせまるところで、豊洲PITでのイベント2日間じゃないですか。バンドを呼んでとワンマンと2日間。1日目の方はアイドルの名前でなかったんですか?

エヴァ 出なかったですね。アイドルのフェスなんていくらでもあるし、自分たちの目指してる場所はそこではないので、「GOD FEST.2022」っていう9月4日に関しては、ロックフェスにしたかったんです。元々自分たちの中でロックフェスを開きたいっていうのが夢であったので。

ヒダカ コロナでちょっと活動がやりにくかったと思うんですけども、そのあたりは解決してきました? まだやっぱりやりにくいですか?

エヴァ コロナ禍でファンが離れちゃったとか割と聞くんですけど、私たちの場合、コロナ禍でライブができないってなって、すぐにでかい配信用の機材を買ったんです。できないならすぐ配信しようって。ステイホームの中で楽しんでもらえることを常に考えてやってきたので。曲の制作も1年に5、6曲、自信をもってA面といえるもの、プラスMV付きのものをコンスタントに出せていったことによって、コロナ禍で知りましたって人がめちゃくちゃ多くて、そこはフッ軽にできたのかなって。

いもこ マイナスをプラスに変えられていけたなって思いますね。

ヒダカ 最後に、1人ずつ今後の目標を聞いていきましょうか。

TiNA 9月11日の豊洲PiTでのイベントもありますし、来年5月には幕張メッセでのワンマンライブもあるので、自分たちの今ある明確な次のステージを、たくさんの人に見てもらいたいです。曲も3作連続出ていくので、そういうところでみんなと一緒に進んでいった先の景色を見れたらいいなと思っています。

よいこ 自分はもともと神激の曲を聞いてファンになって入ってきたので、すごい好きなんですよ。曲もライブもメンバーも。1人でも多く届いて曲をきいてもらったら、絶対に好きになってもらえる自信があるので。もっとバズって神激を知ってもらいたいです。

あまね 世界にも通用するような存在になりたいです。この叫びを聞いただけで人が振り向くような、そんなスクリームを目指していきたいです。

エヴァ 個人的なことで言うと、マネスキン(※イタリアのロックバンド。LGBTQ+コミュニティへのサポートを積極的に発信している)さんがすごく好きで。私自身マイノリティな人間なので、そういう人たちに発信できるなにかを作っていけたらと思っていて。悩んでいる人たちに対して、音楽とメッセージ性を載せられるのってすごく大切で。音楽を通してジャンルの壁を壊していきたいと思います。

いもこ 私は音に対する欲が湧いてきていて。神激の複雑な音に対してもっと深く語られるような自分でありたい、もっと理解を深めていきたい。神激としての大きい目標に、自分も向かって頑張ってはいるんですけど、そこを見過ぎちゃうと、ネガティブなので、怖いなって思う自分が出てきちゃうんですよね。でも、武道館をやれたし、サマソににも出れらたのは、毎日を頑張ってきたことによって、日々の積み重ねでいけたと自分で思っているので、1日1日を、毎秒毎秒を無駄にしないように生きるのが目標です。

ことの 神激の大きい目標は、純粋に1人でも多くの人に神激の曲を届けたい、聞いて欲しいってことで。武道館だったりサマソニに出て、バンドでもないアイドルでもない、神激っていうスタイルが戦っていけるという確信は改めて全員が得られたと思うので、神激というグループを信じて、これからも進んでいくっていうのが大事かなと思っています。

2022.03.30 日本武道館単独公演より

ヒダカ 最後おまけで、悩みがあれば。音楽的でも、活動的でも、誰かの足臭いでも(笑)、悩みがあれば、おじさんがアドバイスしますよ。

よいこ 結構バンドさんと対バンさせてもらうんですけど、次対バンしようぜってノリまで仲良くなれなくて。どうやったら仲良くなれるかなって。

ヒダカ バンドは声をかけられたらシンプルに嬉しいはずですよ。バンドはアイドルと対バンしたいけど恥ずかしくて声かけられない人が多いだろうから。

よいこ じゃあ言っていきます!

ヒダカ ただバンドマンは女癖悪いやつが多いので気をつけてください!

一同 (笑)。気をつけます!

記事トップへ戻る

全ての画像・動画を見る(全18点)

イベント情報

神使轟く、激情の如く。5周年単独公演「轟音」

神使轟く、激情の如く。5周年単独公演「轟音」

2022年9月11日(日)豊洲Pit
開場 16:30 / 開演18:30(予定)
SSチケット ¥30,000
Sチケット ¥10,000
Aチケット ¥2,000
※各D代別

神使轟く、激情の如く。5周年単独公演「轟音」

神使轟く、激情の如く。

アーティスト情報

2017年9月30日結成。
Clean×3・Rap・Scream・Shoutの6人ボーカル+マニピュレーター7人編成のプログレッシブミクスチャーロックグループ。アイドルにもバンドにもDJにも無い新しいアーティストスタイルでのパフォーマンスを展開するバンドユニット。
2022年3月には日本武道館単独公演を成功させ、2023年5月には幕張メッセでの単独公演を控えているだけでなく、2022年8月には「SUMMER SONIC 2022」の出演が決定した。
その音楽性やパフォーマンスは昨今のバンドシーンで非常に高い評価を得ており、KEYTALK・SILENT SIREN・SHANKなど、日本のバンドシーンを牽引するアーティストと対談も行われている他、「Love music」出演や「お願い!ランキング」など数々のテーマソングを担当する。
主催するイベント「LEGIT」では、ミオヤマザキ・a crowd of rebellion・夕闇に誘いし漆黒の天使達・ Gacharic Spinなど、錚々たるバンドが名を連ねておりその規模を拡大している。
2022年9月11日には、 TOTALFAT・Dizzy Sunfist・眩暈SIREN・ SHIN・忘れらんねえよを始めとした豪華アーティストを迎え、過去最大規模の主催対バン「GOD FEST.2022」を豊洲Pitにて開催する。
ライブ活動以外にも、その容姿からヤングジャンプ表紙や有吉反省会・ダウンタウンDXなどキー局番組に多数出演する他、ニッポン放送にて特番も放送された。

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

COLUMN & SPECIAL連載&特集

ALL SERIES

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram