2022.08.15 12:15
2022.08.15 12:15
逢田梨香子が、新EP『ノスタルジー』をリリースした。2015年に『ラブライブ!サンシャイン!!』の桜内梨子役で声優デビュー、同作品のスクールアイドルユニットAqoursとして活動するほか、写真集も発売するなど、多方面で活躍している彼女。
2020年からは一部の楽曲で自ら作詞も手がけるなどソロシンガーとしても成長を重ね、今年5月に中野サンプラザで開催された一夜限りのワンマンライブ「逢田梨香子LIVE 2022「The night before Nostalgic」」で新曲「Adolescence」を初披露した。
同曲が収録された今回のEPは、“過ぎ去った時間・時代を懐かしむ気持ち”をベースに、様々な想いを昇華して紡ぐ4曲入りの意欲作。「今までの自分を打破したかった」と語る本作の話題を中心に、彼女のノスタルジーや思春期についての話を聞いた。
──今年5月1日に中野サンプラザホールで開催された一夜限りのワンマンライブ「逢田梨香子 LIVE 2022『The night before Nostalgic』」は、振り返ってみてどんなライブでしたか?
約1年ぶりのワンマンライブ、かつ、本当に一夜限りの公演だったので、緊張度合いが半端なかったですね。1曲目に披露した「フィクション」が、なかなかパンチのある楽曲で。1曲目からバーンと行く勢いが必要だったのと、歌うのが難しい曲でもあるので、そこが第一関門というか一番緊張しました。でも、アンコールまで一気に駆け抜けることができたライブだったと思います。初披露の楽曲もあったので、皆さんには楽しんでいただけたのかなって。
──今回リリースするEP『ノスタルジー』に収録している「Adolescence」も初披露しました。どんな気持ちで歌われたんでしょう?
本当に初披露の楽曲だったので、みんなにサプライズで喜んでもらえたらいいなって気持ちがすごく大きかったです。私個人も好きなアーティストさんのライブに行ったとき「新曲を初披露します!」って言われたら、すごくテンションが上がるので、そういう気持ちをイメージしながら歌っていました。
──実際、お客さんの反応はいかがでした?
歌詞に「永遠の青」ってフレーズがあるんですけど、みんなその場で青いサイリウムやブレードを振って瞬時に対応してくれて。最初、私、気づかなかったんです。なんで青にしているんだろう?って。「Adolescence」は主観で青ってイメージがあったので、すごくびっくりしました。どうやら後ろの照明が青だったみたいで、それで皆合わせてくれていたみたいなんですけど、お客さんの団結力がすごいなって、ちょっと驚かされました。
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