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映画『火喰鳥を、喰う』では観客を物語に誘う新聞記者役に 「心と身体をつなげるのが好き」森田望智が語る、さまざまな役を演じ分けるためのアプローチ
2025.10.15 18:00
穏やかな笑顔に、柔らかく落ち着いた声。目の前に現れた森田望智は、想像どおりの人だった。いや、彼女に対して抱くイメージは人それぞれか。作品ごとに大きく異なるキャラクターを演じてきた森田は、決して特定のイメージに縛られる存在ではない。 しかし、各キャラクターのベースにあるのは森田本人にほかならない。それぞれの作品を通して、役を通して、いろんな姿を見せてくれる森田は、いつもどのように役と対峙しているのだろうか。 “火喰鳥”に魅せられた者たちが、次々と怪異に見舞われていくさまを描く『火喰鳥を、喰う』で森田は、記者の与沢一香を演じている。観客たちを物語世界に誘う、重要な役どころだ。この作品の話を入口に、… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/10/75399/"></a>
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2ndミニアルバム『Roots』から辿るこれまでの人生遍歴 いつか誰かの生きがいになれるように。青山なぎさがソロアーティスト活動で描く自己実現
2025.10.10 19:00
青山なぎさは、とても面白い人物だ。2020年に『ラブライブ!スーパースター!!』の葉月 恋役で声優デビューし、同作品のスクールアイドルグループ「Liella!」のメンバーとして華々しく活躍、『めざましテレビ』のイマドキガールとしてテレビにもたびたび出演する一方で、鳥と芋をこよなく愛し、突飛な言動で人を笑わせるユーモラスな一面もある。 そんな彼女の真髄に触れられるのが、2024年から始めたソロアーティスト活動。全曲セルフプロデュース、自身の作詞によって制作された楽曲群には、青山なぎさの人生が詰まっている。クラシックバレエ、部活動、ミュージカル、アニソン、K-POP──さまざまなルーツが落とし込ま… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/10/75189/"></a>
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演じ続けてきた20年を経て清水邦夫の名作戯曲に挑む 「やっと心から笑えるようになりました」岡本玲が憧れてばかりの自分を肯定できた理由
2025.10.09 18:00
岡本玲を、ただ可愛らしいだけの女優だと思っていると大間違いだ。彼女には、泥臭くて根深い役者の業が息づいている。それは、表現の場を求めて、自主公演を企画するといった貪欲でタフな一面のことだけを言っているわけではない。 「自分のことをつまらない人間だと思っていた」と彼女は言う。違う誰かになりたくて演じる道を選んだ。そして今も演じることで、自分という人間を証明し続けている。演じることから逃れられない。だから、岡本玲は根っからの役者なのだ。 そして今、自分で自分に貼った「つまらない」というレッテルを捨て、つまらなくて、ささやかな日常を彼女は慈しみはじめている。そこには、どんな心境の変化があったのか。「… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/10/74931/"></a>
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実現困難な“ループもの”がウォーリー木下演出で見事舞台化 これぞ演劇ならではのライブ感!薮宏太主演の音楽劇『MONDAYS』で体感する“気持ちよさ”とは
2025.10.08 17:00
PARCO PRODUCE 2025 音楽劇『MONDAYS/このタイムループ、まだまだ終わらない!?』が10月5日(日)、東京・渋谷のPARCO劇場で開幕。それに先立ち前日、公開ゲネプロと記者会見が行われた。 タイトルでピンと来た人もいるかもしれないが、今作は2022年に公開された映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(監督・竹林 亮)を原作としたもの。上映が3館からスタートしたものの、口コミでその評判が広がり最終的に80館超の映画館で上映され、ロングランヒットを記録したことでも話題となった作品だ。 さて、そんな作品が舞台化。しかも音楽劇に!? 脚本・演出を… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/10/75284/"></a>
#ウォーリー木下#三浦康嗣#南沢奈央#吉本実憂#大空ゆうひ#岡田義徳#平間壮一#松尾敢太郎#梶原善#森田甘路#舞台レポート#薮宏太#音楽劇MONDAYS
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主演作『アフター・ザ・クエイク』での挑戦がくれた感情とは 願いはどの作品も丁寧に。鳴海唯の心を生かす時間
2025.10.05 17:00
何気ない瞬間に目を惹かれ、いつの間にか「気になって仕方ない存在」になっている。鳴海唯はそういう俳優だ。 当の本人はと言うと、取材部屋に現れるなり「脳に糖分を入れてきました!」と気遣いを見せ、話せば話すほど役ではない一人の人間としての吸引力を感じさせてくれる。そう、私たちが鳴海唯の虜になる時、きっとそこには「壁がない」のだと思う。 そんな鳴海の最新作『アフター・ザ・クエイク』は、村上春樹の短編連作『神の子どもたちはみな踊る』を原作に、4月に放送されたNHKドラマ『地震のあとで』全4話を1本に再編した映画だ。阪神・淡路大震災が起きた1995年から続く30年間に点在する4つの物語で、鳴海は岡田将生、… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/10/75123/"></a>
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今年ならではの魅力と2人の冒険譚が“伝えたい想い”を紐解く 朗読劇『ハロルドとモード』開幕、黒柳徹子×七五三掛龍也の呼応が観る者にもたらすものとは
2025.10.04 16:00
「演劇」とは、肉体の芸術だ。生身の人間がそこに存在し、演じることで、強い説得力とリアリティを持つ……そんなことを心の底から実感させてくれる。舞台『ハロルドとモード』が2025年9月30日、六本木EXシアターで開幕。それに先駆け29日、公開舞台稽古と記者会見が行われた。 自らの死を演出することでしか存在を証明できなかった19歳の青年・ハロルド(七五三掛龍也)。ある日、“赤の他人の葬式への参列”という趣味を通じて、破天荒でキュートな79歳の女性・モード(黒柳徹子)と出会う。初めて“心から一緒にいたい”と思える人と出会ったハロルドは、少しずつ“生”の意味を見つけていく。そんな中、彼はモードの80歳の… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/10/75160/"></a>
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リーディングミュージカル初挑戦に込める“演じる意味”とは 「学んだことを私立恵比寿中学に持ち帰って報告したい」真山りかが語る、アイドル業への感謝
2025.10.01 19:30
9月28日より「Reading Musical『BEASTARS』episode 1」が上演中。10月2日に東京公演を終えると、10月11日からは大阪公演がスタートする。本作は板垣巴留による漫画『BEASTARS』を原作に、「歌と朗読」「生演奏」「パフォーマンスとダンス」を展開する新感覚のリーディングミュージカル。肉食獣と草食獣が共存する世界で、人間社会ともシンクロする“葛藤・苦しみ・悲しみ”を描き出す。 そこでヒロインのドワーフ種のウサギ・ハル役をを務めるのが、私立恵比寿中学のメンバーである真山りか(※梅田彩佳とWキャスト)。2023年より着実に舞台役者としてのキャリアを積んでいる彼女は、『… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/10/74838/"></a>
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この1年間の自己評価は?手応えを確信した『セフ恋』を語る 「やればやるほど成長できるから、これからの自分が楽しみ」山下美月が忙しさに満足しない理由
2025.09.30 18:00
山下美月は、日頃から自分のことを「自己評価が低い」と話している。乃木坂46のエースとしてグループを引っ張り、卒業後は映画・ドラマと縦横無尽に活躍。役者として着実に足場を築きながらも、それでもなお彼女はこの1年間ずっと「“自分でいいのかな”という不安と戦っていました」と胸の内を明かす。 だが、決して彼女はただ弱音をこぼして甘えたいだけのネガティブモンスターではない。むしろその逆。どこまでも自分に対して厳しく、ストイック。自信がないからこそ誰よりも努力し、実力を磨いてきた。 自分のことを認められない。だけど、自分のことをあきらめない。走り続ける山下美月の行く先とは。 「恋愛ってこんななのか……!」… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/09/74865/"></a>
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初コラボ曲を振り返る座談会で互いに伝えたいことは? 「新しいJO1に出会えた」開花を導いた秦 基博への河野純喜×豆原一成×與那城奨の溢れる想い
2025.09.30 17:00
JO1が8月18日にリリースした「ひらく」は、勢いのあるダンスチューンを主戦場としてきた彼らのイメージを覆す各人の優しいボーカルが映えるミディアム・バラード。作詞・作曲は、数々の名曲を世に送り出したシンガーソングライター・秦 基博が手掛けている。 そしてこの楽曲は、豆原一成(JO1)が名優・市毛良枝とダブル主演で孫と祖母の心豊かな交流を演じた映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の主題歌として書き下ろされた一曲。メンバーにとって憧れの存在だったという秦 基博と、JO1の河野純喜、豆原一成、與那城奨の4人による座談会が実現した。 秦から見た3人のボーカリストとしての個性 ──秦さんは、「J… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/09/74800/"></a>
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赤裸々な恋愛観が飛び交った「セフ恋」をMC2人で振り返る 戦友であり類友、令和ロマンくるま&ラランド・サーヤが世の中との“接点”に思うこととは?
2025.09.29 18:00
9月3日よりPrime Videoにて配信中の『セフレと恋人の境界線』。この番組は、実話を元にしたオリジナルの短編恋愛映画を見ながら、YOU、令和ロマンのくるま、ラランドのサーヤ、千葉雄大という4人のスタジオMCが「セフレか?恋人か?」をテーマにトークをする恋愛バラエティだ。 番組では、今泉力哉と山中瑶子という名監督陣が手がけた映画への率直なリアクションはもちろんのこと、鑑賞後にはそれぞれのリアルな恋愛観、さらには対人関係で大切にしていることなど、さまざまな話題が飛び出している。そこで、MCを務めたくるまとサーヤに本番組の魅力や互いの関係性について語り合ってもらった。 くるまは翻弄されたいんだ… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/09/74562/"></a>
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COLUMN
“未来のギタースタイル”を感じさせたサウンドの魅力を紐解く 8年ぶりに来日するUK最先端バンドMUSE、王道英国ロックの血筋を感じさせるその先駆性とは?
2025.09.21 11:00
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