それぞれ主人公の親友・同級生・父役に、現場コメントも到着
北村匠海主演『君の話』新キャストにAぇ! group佐野晶哉、宮﨑優、原田泰造
2026.09.23 07:15
©2026「君の話」製作委員会
2026.09.23 07:15
主演に北村匠海、ヒロインに出口夏希を迎え11月27日(金)に全国公開される映画『君の話』の新キャストに佐野晶哉、宮﨑優、原田泰造の3名が決定した。
原作は、2018年7月の刊行以来重版を重ねる三秋縋による同名小説。その実写化では、脚本は第40回向田邦子賞『恋せぬふたり』やNHK連続テレビ小説『虎に翼』の吉田恵里香、監督は『やがて海へと届く』の中川龍太郎が務める。
主人公は、不幸な過去を忘れるために記憶を消す治療を受けた孤独な大学生・千尋。しかし目覚めても記憶は消えず、会ったこともない幼馴染・灯花との初恋の思い出が残されていた。作られた記憶の中にしか存在しないはずなのに、いつしか千尋の心から離れなくなっていく彼女の存在。だがある日、その灯花が現実世界に現れ、記憶の真偽をめぐる物語が動き出す。
北村匠海演じる千尋と同じ大学に通う学生・江森役は、Aぇ! groupのメンバーとして活動する傍ら、連続テレビ小説『風、薫る』や映画『か「」く「」し「」ご「」と「』に出演し、俳優としても存在感を高めてきた佐野晶哉。山時聡真とのW主演ドラマ『もうええわ』も控える佐野が演じる江森は、明るく陽気な性格で、大学でも人が自然と集まる人気者。ひとり教室の隅で過ごす千尋を気にかけ、交流を深めるうちに親友の間柄となるも、彼もまた“記憶”をめぐるある事情を抱えていた。
宮﨑優が演じるのは、千尋の地元の弁当屋で働く高校時代の同級生・桐本。ドラマ『高嶺と花』で俳優デビューし数々の映画やドラマに出演する宮﨑は、近年はNetflixシリーズ『グラスハート』のヒロイン役を演じ切ったことでも注目を集めた。小さいころから千尋を知る桐本は、記憶の中に突如現れた灯花の正体を知るため訪ねてきた千尋に寄り添い、記憶を紐解く手がかりを持つ道標のような存在。千尋への淡い恋心もにじませるこの役を、宮﨑は繊細な演技で体現した。
お笑いトリオ・ネプチューンとしての活動はもちろん、映画やドラマにも数多く出演し俳優としても確かな評価を得る原田泰造は千尋の父親役。働かず、酒とギャンブルが原因で妻とは離別して一人で暮らしているが、昔の記憶を探るために渋々実家へ帰ってきた千尋と再会し、彼もまた”記憶”をめぐる数奇な運命を辿ることになる。そんなTVのイメージからは想像もつかない自堕落な父親を原田がギャップたっぷりに演じた。
撮影を振り返り、佐野は北村について「同世代でついていきたいと思わせてくれる存在」と語り、撮影中に何度も食事をともにしながら信頼を深めていったエピソードを明かす。宮﨑も中川監督を「チャーミングでとても熱量の高い方」と評し、繊細な演技に挑んだ2ヵ月間を「俳優としてすごく価値のある時間だった」と振り返った。
また、10月26日(月)から11月4日(水)まで開催される第39回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門へ本作が公式出品されることも決定。同部門では、世界の映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作が上映される。
佐野晶哉(江森役)インタビュー全文
二ヶ月間の撮影を振り返って
本当にこの作品でこの人たちに出会えて良かったと心の底から思っています。匠海くんに関しては、同世代でついていきたいと思わせてくれる存在に初めて出会えたと感じています。自分の過去を見つめながら撮影したシーンもあって、江森としてだけでなく、自分としてもスッキリするものがありました。この役を通して、佐野晶哉としても一つ成長できたような気がしています。
撮影中に印象に残っているエピソード
元々標準語を話す役だったのですが、初日に匠海くんが「一回関西弁でやってみたら?」と提案してくださって、監督もそれにOKを出してくれて。そこから僕自身もとてもやりやすくなったし、それによって江森の魅力を深めることができたと感じています。
北村匠海の印象
撮影中に何度かご飯にも行って、とにかくたくさん話しました。今まで誰にも相談していなかったようなことも話したりして。現場でも、俺が困ってる時にはそっと近づいて来てくれて、何かアドバイスするわけでもなく、それでも気づいた正解の方向に導いてくれるような。現場の空気の作り方や、後輩との接し方だったり、「こうなりたいな」と思う先輩でした。
本作を楽しみにされている方へ
めちゃめちゃいい作品です!江森として、千尋の親友として、千尋と灯花という2人を見つめてきて、とんでもない作品になってるんやろうなと確信しているので、ぜひ映画館でこの作品を楽しんでいただけたらと思います。
宮﨑優(桐本役)インタビュー全文
二ヶ月間の撮影を振り返って
初めての役どころで、主人公との関係値など難しいなと感じていて、クランクインの時はすごく不安だったのですが、とにかく皆さんが優しかったので、すぐに現場に馴染むことができました。今までにないような繊細な演技をするシーンがあり、演技の勉強にもなりましたし、俳優としてすごく価値のある時間だったなと感じています。
中川監督、中川組の印象
今回初めてご一緒させていただきましたが、チャーミングでとても熱量の高い方です。細かいことでも相談できる存在で、とても頼り甲斐のある監督でした。ピリピリしている瞬間が一度もない現場で、監督の優しい雰囲気が滲み出ているような現場でした。
北村匠海の印象
私の役が要所要所で登場する役だったのですが、シーンの繋がりとか感情の変化の表現について悩んでいる時に、「こういう風に思ってるんじゃないかな」と、ふわっとアドバイスをくださることが何度もありました。さりげない優しさでまわりを和ませてくれる方だと感じました。
本作を楽しみにされている方へ
キャストの皆さん、スタッフの皆さんと、すごく密にたくさんお話ししながら一生懸命撮影に挑んだ作品です。観る回数を重ねるごとに違う楽しみ方がある作品だと思うので、ぜひ何度も劇場で観てたくさん見て、「こうじゃないか?」「いや、ああじゃないかな?」とか考察していただけると嬉しいです。
