患者の死に翻弄される精神分析医を全編フランス語で熱演
ジョディ・フォスターが長年の夢を叶えた初フランス映画『プライベート・ケース』7月24日公開決定
2026.05.20 11:00
©LES FILMS VELVET -BUENOS HAIR -FRANCE 3 CINEMA
2026.05.20 11:00
ジョディ・フォスターの最新主演映画『プライベート・ケース』が7月24日(金)より全国公開されることが決定し、キービジュアルと場面写真が解禁された。
本作はカンヌ国際映画祭への正式出品をはじめ、世界各国の映画祭で高い評価を得たフレンチ・ミステリー。なお今年3月に渋谷で開催されたフランス映画祭でジャパンプレミア上映されると、チケットは発売直後に即完売となり映画ファンから「一刻も早い一般公開を」と熱望されていた。監督を務めたのは、フランス映画界のソフィア・コッポラとも称される俊英レベッカ・ズロトヴスキ。レア・セドゥ主演の『美しき棘』(2010年)やナタリー・ポートマン主演の『プラネタリウム』(2016)などで女性の欲望や揺れるアイデンティティ、死と喪失をめぐる考察を映し出してきた彼女が、念願のジョディ・フォスターを主演に迎え知的かつユーモアの効いたスリリングな物語を編み上げた。

主演のジョディ・フォスターは、『告発のゆくえ』(1988)と『羊たちの沈黙』(1991)で2度のオスカー授賞を果たしたハリウッドを代表する俳優。「長年フランス映画に主演することが夢だった」と語りながらも、これまでなかなか納得できる役柄に巡り合えなかったジョディだが、満を持してフランス映画に初主演することとなり「監督から届いた脚本を読んですぐに主人公に強く惹かれました。脚本が贈り物のように感じられました」とコメントしている。
ジョディが演じるのは、パリで精神分析医として成功を収めているアメリカ人医師のリリアン。長年診てきた患者・ポーラの突然の死の知らせを受けた彼女は、その死が単なる事故ではなく殺人ではないかと疑い始める。しかし患者の“プライベートな領域”に関する守秘義務の関係で警察を頼ることはできず、リリアンは自らポーラの死の真相を突き止めるしかないと決意。そんな中、突然涙が溢れ出るようになったリリアンは眼科医の元夫・ガブリエルと再会し、彼を巻き込みながら探偵まがいの捜査に乗り出しやがて危うい真相へと踏み込んでいく。

そんなアグレッシヴで知的なリリアンという役はジョディの面目躍如たるもので、彼女はシリアスとコミカルを見事に使い分けリリアン役を全編流暢なフランス語で演じきった。また、リリアンの元夫をフランスの名優ダニエル・オートゥイユが演じるほか、濱口竜介監督最新作で主演を務めるヴィルジニー・エフィラ、フランス屈指の個性派俳優マチュー・アマルリックらフランスを代表する実力派俳優たちが名を連ねている。
映画『プライベート・ケース』場面写真 ©LES FILMS VELVET -BUENOS HAIR -FRANCE 3 CINEMA ©George Lechaptois
