新場面写真は13点、主題歌はAnalogfish × mooolsに決定
下北沢で起きる“超展開”とは?伊藤万理華×井之脇海『君は映画』特報解禁、ギミック満載ポスターも
2026.03.16 16:00
©ヨーロッパ企画/トリウッド 2026
2026.03.16 16:00
伊藤万理華と井之脇海のW主演で、6月19日(金)より公開される『君は映画』のポスタービジュアルと特報、そして場面写真13点が一挙解禁された。
本作は人気劇団・ヨーロッパ企画と映画館・トリウッドがタッグを組んだオリジナル長編映画第3弾。映画『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)や『リライト』(2025)などで脚本を務めてきたヨーロッパ企画代表の上田誠が、本作で満を持しての監督デビューを果たす。
物語の舞台は実在する映画館・トリウッドで、主人公は劇作家・マドカとバンドマン・カズマ。2人がそれぞれトリウッドで映画を観ていると、互いの出来事が映画としてスクリーンに映し出されるというありえない“構造”が生まれてしまい、互いの映画は次第に影響し合い事態は斜め上の超展開をみせる。これまでも“場所にあて書きする”作劇を得意としてきた上田監督が、下北沢の一角にあて書きをして新たな構造の“下北沢ギミックコメディ”を生み出した。

キャストではマドカ役に伊藤万理華、カズマ役に井之脇海。共演に前田旺志郎、菊池日菜子、金子鈴幸、三河悠冴、今井隆文、尾関高文(ザ・ギース)、高佐一慈(ザ・ギース)のほか、藤谷理子、金丸慎太郎、石田剛太、酒井善史、角田貴志、土佐和成、諏訪雅、永野宗典らヨーロッパ企画のメンバーも名を連ねている。
解禁されたポスタービジュアルには、トリウッドの座席に座り映画を観ているマドカとカズマの姿。スクリーンには見つめ合う2人が映っており、さらにその状況をスクリーンの向こう側から巨大なマドカとカズマが観ているというユニークな構造によって「映画に観られてた。」というキャッチコピーが画に落とし込まれている。このビジュアルデザインを手がけたのは映画監督としても活躍するグラフィックデザイナー・東かほり。これまで舞台や映像で“だまし絵”や“ドロステ効果”などチャレンジングな構造を取り入れてきた上田の初監督作にふさわしい、ギミック満載のデザインとなった。
併せて解禁された特報は、マドカとカズマがそれぞれトリウッドにやってくるシーンから始まる。そしてカズマの「えっ、なにこの映画?」のセリフとともに下北沢の日常が描かれる一方で、何やら訴えかけるカンバヤシ(前田旺志郎)やユウナ(菊池日菜子)、さらにセノオ(三河悠冴)の鬼気迫る表情やカネを数える半グレの姿、劇場内で銃が発砲される不穏なシーンなどが続く。最後はスクリーンを通して向き合うマドカとカズマの姿と、カズマのセリフに呼応するかのようなマドカの「あんたが映画。」の謎の一言で締め括られる。なおこの特報は、映画『ドロステのはてで僕ら』(2020)『リバー、流れないでよ』(2023)で監督を務めた山口淳太によって制作された。

また、本作の主題歌が1990年代後半から独自の音楽性を守り続けてきた2バンドAnalogfish × mooolsによる「Heisei Imokempi Ondo」に決定。本楽曲は左右チャンネルで別々のバンドが演奏するという手法で録音されており、これにも本作の全貌を読み解くヒントが隠されていそうだ。さらに特報でも一部解禁された劇中音楽を、ヨーロッパ企画本公演の音楽も手がけてきた青木慶則が担当している。
そして日本での劇場公開を前に、本作の海外映画祭への選出が決定。世界三大ファンタスティック映画祭の1つ、ブリュッセル・ファンタスティック映画祭でのワールドプレミアが4月5日(日)に行われるほか、台北金馬ファンタスティック映画祭、ブラジルのファンタスポア映画祭への選出も決定した。
『君は映画』場面写真 ©ヨーロッパ企画/トリウッド 2026
