2026.03.09 18:00
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『アイドルマスターシンデレラガールズ』『名探偵プリキュア!』『BanG Dream!』などの人気作に出演する声優の大橋彩香が、2月13日に公開された映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』に精子のヒロイン・カミラ役として出演した。『スペルマゲドン 精なる大冒険』は、思春期の少年の体内で繰り広げられる精子たちの大冒険を描くというノルウェーのアニメーション映画。かなり珍しいスタイルの作品で、しかも精子のヒロインというなかなかユニークなポジションに向けて、大橋はどんな姿勢で取り組んだのか。さらに大橋の声優としてのスタンスや、アーティストとしても活躍する彼女の音楽の趣向についてもたっぷり語ってもらった。【記事最後にプレゼント情報あり】

人間の女の子じゃなくてびっくりしました
──映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』は、思春期の少年の体内で繰り広げられる精子たちの大冒険をミュージカル仕立てで描いた、ノルウェーで大ヒットを記録したアニメーション映画です。大橋さんは精子のヒロインのカミラ役を演じていますが、お話をもらったときは率直にどんな感想があったんですか。
事務所のスタッフさんから「精子役でお話してきてるけど、どう?」みたいな感じでお話をいただいたんです(笑)。でもめちゃくちゃやりたくて、「ぜひ、お願いします!」ってお返事しました。
──そんなノリノリだったんですか。
はい。っていうのも、声優って人間以外を演じられるのがすごくいいところだな、魅力的だなって思ってるんです。もともと声優を志したときからそう思っていたので、遂に精子まで演じられるんだっていうのでうれしかったし、精子を演じるってこと自体がかなり興味深かったのですごいワクワクしました。
──声優として、人間の形になる前の段階まで到達できた喜びがあったと。
そうですね。人の原点回帰みたいなレベルですよね(笑)。
──実際お話をもらったときは、どのくらい情報が大橋さんの元に届いていたんですか。
普通に映画の概要と参考映像はいただきました。元の映画はあったので「こちらの女の子です」みたいな感じで、役はイメージしやすかったです。でも最初は、「あ、人間の女の子じゃなくて、精子のほうの女の子ね」っていうちょっとしたびっくりはありました(笑)。
──(笑)。では、大橋さん演じるカミラのキャラクター紹介をお願いします。
精子の主人公のシメンの相棒的な女の子で、ちょっと内気なシメンのお尻を叩くような、勝ち気でまっすぐな気持ちを持った精子です(笑)。
──演じるときにこだわったポイントは?
言いたいことを素直に真っ直ぐ言える子なので、芯の強さを意識したり。あと、喜怒哀楽がすごくはっきりしてる子なので、そこもしっかり伝えられたらなって思いながら演じさせていただきました。あとは、精子はすばしっこそうなので、口調もちょっと早口気味にしたり、ちょっと捲し立てるような感じでしゃべるのを意識しました。
──演じる上で難しさを感じる部分はありましたか。
芝居に関しての苦労はあんまりなかったです。ただ、それ以上にミュージカルパートの歌が結構難しかったですね。録ってるとき、「うわ〜、もう1回いいですか?」みたいな感じで、何テイクもトライさせていただきました。
──ミュージカルパートも多いので、歌はかなり重要になりますよね。
そうなんですよ。私はミュージカルっぽい歌に挑戦したことがあまりなくて、高いキーでロングトーンで伸ばすみたいなのが結構たくさん出てくるので、そこがちょっと大変でした。でも、主旋律からコーラスまで全部日本語で声優のみんなで歌わせていただいたんですよ。自分の歌にちょっと不安はあったんですけど、みんなのコーラスと一体になったらすごく素敵な仕上がりになってて、完パケを見たときに安心しました。

──では、ご自身が演じられた中のシーンでお気に入りのポイントは?
いっぱいあるけど、冒頭で、シメンに絡んできた男の子に向かって、カミラがめっちゃ罵声を浴びせるシーンがあるんですけど、結構とんでもないことを言うんですよ。
──海外のダーティワードみたいなものを浴びせてましたね。
そうなんです。まだカミラが登場したばかりのちゃんとしゃべる最初のシーンで、いきなり「自分のお尻にどうのこうの」みたいなこと言い出すので、それがすごい印象的で(笑)。たぶん、観客のみなさんもびっくりすると思うんですよ。でも、カミラってこういう女の子なんだなっていうのがすぐ伝わるので、その最初のシーンがすごい好きですね。
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