塩野瑛久、青木柚、斎藤工、早瀬憩、栗原颯人らも集結
有村架純×黒木華×南沙良が密輸犯役で初共演、映画『マジカル・シークレット・ツアー』6月公開
2026.01.29 07:00
Ⓒ2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会
2026.01.29 07:00
有村架純が主演、黒木華と南沙良が共演する映画『マジカル・シークレット・ツアー』が6月19日(金)に全国公開されることが決定し、90秒予告とティーザービジュアルが解禁された。
本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが“金の密輸”で逮捕されたという実際の事件に着想を得て描かれるオリジナルストーリー。夫の横領と借金を突然知った二児の母、奨学金の返済に追われる研究員、そして貯金ゼロの未婚の妊婦という3人が密輸を通して絆を深め、自分の手で人生を取り戻していく“リベンジゲーム”を力強く描く。
メガホンをとったのは、『ミセス・ノイズィ』(2019年)で日本映画批評家大賞を受賞し注目を浴びた天野千尋監督。これまでドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』(2022)や映画『佐藤さんと佐藤さん』(2025)などを世に送りだしてきた天野がシンガポールで大掛かりなロケを敢行し、魔法のように煌びやかな旅路を本場の空気そのままにスクリーンに投影する。
有村架純が演じるのは、突然借金を背負った二児の母・和歌子。本作が初が母親役となる有村は、真面目に子育てに励む母でありながら金の密輸を実行していく犯罪者という2つの側面を持つキャラクターで新境地を切り開く。そんな和歌子とシンガポールで偶然出会い、ともに金の密輸をする共犯者2人のうち、奨学金の返済に追われる借金600万の研究員・清恵役には黒木華。もう一人の共犯者で貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由を演じる南沙良は初の妊婦役に挑む。
また、横領をしたことで会社を解雇される和歌子(有村)の夫・高志を演じるのは塩野瑛久。そして先輩である清恵(黒木)を飛び越え、輝かしい将来を約束された同僚の研究者・椎名には注目の若手俳優・青木柚。そして斎藤工が高志(塩野)の上司・田ノ上役を演じ、『ヒヤマケンタロウの妊娠』ぶりに天野監督と再タッグを組む。ほかにも早瀬憩、栗原颯人など旬な若手から篠原ゆき子、中島ひろ子、峯村リエ、佐野史郎など演技派が脇を固め、本作をより深く引き立てる。
苦境に立たされた和歌子・清恵・麻由の3人が出会った場所はシンガポール。犯罪とは無縁そうに見える3人は自分たちで金の密輸を始め、お金と自由を手にしたことで人生がうまく回り始める様子は軽快で危なっかしくも青春のようなきらめきを感じさせる。しかし金が床に落ちる音と共に状況は一変。密輸への関与が周囲にバレはじめ、“魔法のような時間”に綻びが見え始める。それでも彼女たちは、自分らしく生きる人生を求めて力強く疾走していく。
併せて解禁されたティザービジュアルは、輝く金の世界に迷い込んだ3人の姿と、それぞれのキャラクターを浮かび上がらせる写真を合わせたもの。「罪という秘密が、私たちを仲間にした。」というコピーが本作への期待を高め、魅惑の金密輸の旅へと飛び立つことを予感させるビジュアルとなっている。
罪という秘密で仲間となった3人の、魔法のような半年間を描く本作。メインキャスト3人と天野監督からコメントも到着した。
有村架純(和歌子役)コメント
不格好で決して誇れない瞬間でも彼女たちにとっては生きていくための方法論で。
監督をはじめ、皆さんとこの物語の行く末を祈りながら撮影しました。
彼女たちの愛おしく懸命な生き様を 是非、覗いてみてください。
黒木華(清恵役)コメント
それぞれ異なる環境で生きてきた女性三人が偶然出会い、少しずつチームとなっていく過程がとても面白く心が動かされます。
シンガポールで有村さんと南さんと雨の中、橋を渡ったシーンは特に印象深く、忘れられない思い出です。
スリリングさの中に感情の機微も詰まった映画になっていますので、ぜひ劇場で楽しんでいただけたら嬉しいです。
南沙良(麻由役)コメント
努力や善意だけではどうにもならない現実が、人を追い詰め、選択を歪めていく。そんな人間や社会の不完全さの中を必死に駆け抜けました。
与えられた環境はいつだって不平等で理不尽だと身にしみて感じる撮影期間だったと思います。
正しさと生きることの間で揺れる彼女たちの姿に、観る方それぞれの現実が重なれば嬉しいです。 よろしくお願いいたします。
天野千尋(監督・脚本)コメント
育児に追われていた2017年、【金塊を下着に隠して密輸した主婦5人を逮捕】という記事を目にして、強く興味を惹かれました。
なぜ主婦が金の密輸を? 下着に隠して? どんな人たちなんだろう?
わたしの関心は不思議と、犯罪者である彼女たちではなく、生活者としての彼女たちの方に引き寄せられ、どんな暮らしをしていたのか? なにか事情があったのか? どうやって計画したんだろう? など空想がどんどんふくらんでいきました。もしかすると同じ主婦として、どこかで自分を重ねていたのかもしれません。
もちろん犯罪は許されません。けれど罪を犯した人を「悪」と断じるだけではなく、その背景にはどんな事情があったのだろう?と考えてみることこそが、実は大切ではないかと思います。
