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大人気小説の舞台化に「35歳、大学生役、頑張ります!」

伊野尾慧が悶々と生きる“冴えない大学生”に、上田誠脚本・演出『四畳半神話大系』上演決定

2026.01.11 04:00

2026.01.11 04:00

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伊野尾慧が主演を務める舞台『四畳半神話大系』が2026年5月17日(日)~5月31日(日)に新国立劇場 中劇場、6月4日(木)~6月9日(火)に大阪・東京建物Brillia HALL箕面にて上演されることが決定した。

原作は2003年に『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞や本屋大賞(2位)などを受賞した森見登美彦による同名小説。京都を作品の主な舞台とし、独自の語り口で日本の新しいファンタジーを切り拓く話題の作家の大人気小説が初舞台化される。

脚本・演出を務めるのは、2010年にフジテレビ系の深夜アニメ枠、ノイタミナで放送されたアニメ『四畳半神話大系』で脚本を担当したヨーロッパ企画の上田誠。これまで『夜は短し歩けよ乙女』のアニメ映画の脚本、2021年上演の舞台版の脚本・演出も手掛けるなど、森見作品を熟知した上田が舞台上で物語の世界観を色濃く描き出す。

主人公の冴えない大学生「私」役を演じるのは、バラエティや映画・ドラマなどの映像作品だけでなく、朝の情報番組やトーク番組など知識を活かした活動などで多岐にわたり活躍を見せるHey! Say! JUMPの伊野尾慧。9年ぶりの舞台出演でミュージカルに初挑戦した2024年のブロードウェイ・ミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』も記憶に新しい伊野尾が、自身のイメージとはかけ離れた冴えない大学生役に挑む。

伊野尾演じる主人公「私」は、バラ色のキャンパスライフを想像していたのにも関わらず、ほど遠い現実を過ごしている冴えない大学3回生。物語では京都を舞台に、1回生に戻ってやり直したいという「私」のおかしくもほろ苦い青春ストーリーが、複数の並行世界を行き来しながら繰り広げられていく。

上田誠(脚本・演出)コメント
ちょっとどうなるか分からない。責任者は私である。
「四畳半神話大系」という、たいへんに内向的な青春小説を舞台化する。森見登美彦先生の煩悩汁や妄想汁や青春汁、あらゆる汁が沁みこんだ万年畳のような小説である。内面はたいへん騒がしく面白いことになっているが、普通に舞台化すれば、主人公はただむっつりと畳の上に座っているだけである。

アニメ脚本のオファーをいただいたのは15年前。「えっ『夜は短し歩けよ乙女』のほうじゃないの?」と訝しんだし、このほとんど下宿で一人語りするだけのような小説がどうやったらアニメになるんだろう、と思いながら引き受けた。
そうすると驚くべきサイケデリックでグロテスクでロマンチックな作品がぐりん!とできた。湯浅政明監督の慧眼と手腕に震えたし、ぐりん!は、むっつりした主人公を四次元的に裏表ひっくりかえした音だった。

そのぐりん!を自分もやってみようと思った。
小説とアニメを除いては、舞台に限ってそれが可能のように思えたし、伊野尾慧さんという主役を得たことも大きい。その涼やかな外見の中に、煩悩や邪悪や面白をたくさん渦巻かせていそうな、ぐりん!しがいのある人だ。

主人公はただむっつりと畳の上に座っているだけである。
その内面ではのべつずらずらと妄想や他責志向や自省が語られ、登場人物たちは色眼鏡によって自在に歪められ、怪物や聖女や悪女になる。無生物がしゃべり出すしジョニーが意思を持つ。そんな阿呆学生宇宙を舞台にぐりん!と現出させられたら、という目論見である。
うまくいったら宇宙創成の神話になる。

伊野尾 慧(主演)コメント
初めてミュージカルに挑戦した『ハネムーン・イン・ベガス』から、2年ぶりの舞台出演になります。
「なんか楽しみだな」という気持ちが大きいですね。
やっぱりヨーロッパ企画・上田誠さんの舞台に出るというところももちろんそうですし、原作の作品世界がすごく素敵で。加えて個人的にタイムリープものが大好きなので、そういった作品に自分も参加できるのがすごく楽しみです。勢いというか、力強さを感じつつ、原作やアニメのスピード感、あの独特な森見さんワールドを演じるのは楽しみでもあり、難しいところなのかなと、ドキドキワクワクしています。
本で描かれていた作品が、アニメで視覚的な情報になって、今度は舞台で“体験”になる——その段階を踏んでいるのが面白いなと思っています。
僕が演じる主人公の「私」はかなり悶々としているのですが、学生の頃に誰しもが抱えていたであろうあの気持ちは、僕も大学に通っていたのでわかる気がします。

35歳、大学生役、頑張ります!

作品情報

四畳半神話大系

四畳半神話大系

東京公演:2026年5月17日(日)~5月31日(日) 新国立劇場 中劇場
大阪公演:2026年6月4日(木)~6月9日(火) 東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

原作:森見登美彦(「四畳半神話大系」角川文庫刊)
脚本・演出:上田 誠(ヨーロッパ企画)

主演:伊野尾 慧

主催:フジテレビジョン/ニッポン放送/サンライズプロモーション大阪

1979年11月4日生まれ 京都府出身。ヨーロッパ企画代表。外部の舞台や、映画・テレビドラマの脚本、番組の企画構成も手掛ける。2017年、「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞。脚本を務めたアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』(2017)は日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞。時間ものの脚本を数多く手がけ、映画『ドロステのはてで僕ら』(2020)は多数の海外映画祭で受賞。近年手掛けた作品に、映画『リライト』脚本(25)、舞台『リプリー、あいにくの宇宙ね』脚本・演出(25)、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語版台本(23)、テレビドラマ『時をかけるな、恋人たち』脚本(23・カンテレ)、アニメ『四畳半タイムマシンブルース』脚本(22)、舞台『夜は短し歩けよ乙女』脚本・演出(21)、テレビドラマ『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』脚本(21・WOWOW)、配信『リラックマと遊園地』脚本(21・Netflix)などがある。

伊野尾 慧

アーティスト情報

1990年6月22日生まれ 埼玉県出身。2007年、Hey! Say! JUMPのメンバーとしてデビュー。絶大な人気を誇るアイドル・グループの一員として活躍中。レギュラー番組「いたジャン!」(CX)ではメンバーと共に様々なバラエティー企画に挑戦し、ソロとしても「u&i」声の出演(2018~・NHK Eテレ)、「めざましテレビ」(16~22)、「メレンゲの気持ち」(16~21)など、情報番組やバラエティ―番組にレギュラー出演、大学時代に学んだ建築の知識を活かし「解体キングダム」(NHK)に出演するなど、多岐にわたる活躍を見せている。俳優としての主な出演作に、【ドラマ】『50分間の恋人』(26年1月18日~・EX)、『ストロボ・エッジ』(26・25・WOWOW)、『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』(25・KTV/CX)、『家政婦のミタゾノ』(25・23・22・20・19・EX)、『ダ・カーポしませんか?』(23・TX)、『准教授・高槻彰良の推察』(21・THK/WOWOW)、【舞台】ブロードウェイ・ミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』(24)、『カラフト伯父さん』(15)などがある。

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