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3人のコメント解禁、キャスト陣の興奮捉えたメイキングも

伊藤万理華×井之脇海W主演『君は映画』来年公開、ヨーロッパ企画・上田誠が映画監督デビュー

2025.12.18 19:00

©ヨーロッパ企画/トリウッド 2025

2025.12.18 19:00

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伊藤万理華と井之脇海がW主演する『君は映画』が2026年に劇場公開されることが決定し、撮影風景を追ったメイキング映像とティザービジュアルが解禁された。

本作は人気劇団・ヨーロッパ企画と下北沢にある映画館・トリウッドがタッグを組んだ『ドロステのはてで僕ら』(20)、『リバー、流れないでよ』(23)に続くオリジナル長編映画第3弾。前述した2作の脚本を担当したほか、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)の日本語吹替版や『リライト』(25)などで脚本を務めてきたヨーロッパ企画代表の上田誠が、本作で監督デビューを果たす。

上田監督が“一角コメディ”と名付けた本作の舞台は下北沢に実在するビル「シェルボ下北沢」で、その2階に入る映画館・トリウッドが物語の中心となる。主人公は下北沢で劇作家をしているマドカと、三軒茶屋でバンド活動をしているカズマ。2人がそれぞれトリウッドで映画を観ていると、互いの出来事が映画としてスクリーンに映し出されるというありえない“構造”が生まれてしまう。さらに映画館の両隣にあるバー「グッドヘブンズ」と居酒屋「三日月ロック」ではのっぴきならぬ問題が発生。マドカとカズマはこの“構造”を利用しながら解決に奔走するが、互いの映画は次第に影響し合い事態は斜め上の超展開をみせる。これまでの2作で「2分の時差でつながった2階と1階」「2分が無限にループする老舗旅館」と“場所にあて書きする”作劇を得意としてきた上田監督が、下北沢の一角にあて書きをして新たな構造の映画を生み出した。

また、劇作家のマドカを演じる伊藤万理華と上田監督はドラマ『時をかけるな、恋人たち』(23)、舞台『リプリー、あいにくの宇宙ね』(25)に続く3度目のタッグとなり、伊藤は監督の分身とも言うべきキャラクターを躍動感たっぷりに好演。そしてバンドマンのカズマを同じく『リプリー、あいにくの宇宙ね』に出演した井之脇海が演じるほか共演に石田剛太、金丸慎太郎、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、永野宗典、藤谷理子らヨーロッパ企画のメンバーも名を連ねた。

映画『君は映画』メイキング映像

解禁されたメイキング映像には、「とんでもないものが見れるんじゃないか」「何がどうなってるか自分でもわからん」「めちゃくちゃややこしい」「初めての映画体験になる」と興奮気味に話すヨーロッパ企画のメンバーの姿が収められている。併せて解禁されたティザービジュアルはトリウッドの館内で映画を観ているマドカとカズマに「なにこの構造。」というコピーが添えられたもので、スチールは『リバー、流れないでよ』に続きヨーロッパ企画とも親交が深い写真家・濱田英明が撮影を担当した。

上田誠(監督・脚本) コメント
はじめて映画を撮りました。ずいぶんひねりました。映画側もはじめてだったでしょう。
普段は劇団をやっていて劇作家ですが、いつか映画を撮るかも、という気持ちと、それをすると人生の間尺が足りなくなるなあ、という両方の思いを持っていました。でも自分しか撮らない種類の映画があるなあ、それを撮らずに終わるのはどうなんだ、とか。
つまり撮りたくてしょうがなかったので、エイヤで初監督しました。
ほんとにエイヤで、企画の立ち上げから撮影まで4か月足らずでした。
考えすぎるよりもこのくらいがちょうどいいや、と思って踏み切りましたが、実際慌ただしく、脚本から準備までひとときも止まらずやりました。無理かもと思いました。
魔法のように素敵なキャストとスタッフが集まってくれて、まったく魔法じゃないアナログなやり方で、あるギミック撮影にチャレンジしました。ロケ地であるミニシアター・下北沢トリウッドさんと、その両隣のお店・グッドヘブンズさんと三日月ロックさん、そして階下の古着屋・CHICAGOさんの全面協力が不可欠でした。下北沢の一角を舞台にした、またとないギミック映画ができました。劇団ならではの映画になったし、実際に今回は劇団のことを描いてもいます。かたやバンドの物語でもありますが。
ずいぶん野心的な構造であり撮影でして、全身で乗っかってくださった伊藤万理華さん・井之脇海さんはじめ、キャスト・スタッフの皆様には、感謝が大きすぎてどうしたらいいかわかりません。1カットごとに拍手が沸き起こる、全員映画初めてかな、くらいの熱狂でした。
つまりは青春映画であり映画青春です。僕らは映画だし君も映画です。映画を観て、映画に観られてください。

伊藤万理華(マドカ役) コメント
上田さんが映画を撮られるというお話を聞いて楽しみにしていたら出演のお話をいただき驚きました!
舞台の現場を通して宇宙を巡り、絆が深まってきたところだったと思います。
『君は映画』は初体験といっても過言ではない挑戦的な技法をたくさん取り入れています。
頭をフル回転させ、この撮影現場に関われることの喜びを噛み締めながら励みました。
こんなことがしたかった!を上田さんとこのチームでご一緒できたこと、とても幸せでした。
ぜひ映画館で観ていただきたいです。

井之脇海(カズマ役) コメント
見たことのない構造の映画ができました!
今回は、おそらく映画史上でも前例のない撮影方法に挑みました。
その複雑な構造に、全員で試行錯誤しながら向き合った時間は、映画愛に満ちていて、改めて「映画作りが好きだ」と強く感じました。上田誠さんをはじめとする最高の座組に、心から感謝しています。
この作品は SF&コメディであると同時に、“映画を愛するすべての人へのエール” になっていると思います。
ぜひ映画館で、受け取っていただけたら嬉しいです。

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作品情報

君は映画

©ヨーロッパ企画/トリウッド 2025

©ヨーロッパ企画/トリウッド 2025

君は映画

2026年6月19日(金)より全国公開
配給:TOHO NEXT、トリウッド

スタッフ&キャスト

監督・脚本:上田誠(『ドロステのはてで僕ら』『リバー、流れないでよ』)

出演:
伊藤万理華 井之脇海
藤谷理子 金丸慎太郎
前田旺志郎 菊池日菜子 金子鈴幸 三河悠冴 今井隆文/尾関高文(ザ・ギース) 高佐一慈(ザ・ギース)
石田剛太 酒井善史 土佐和成 角田貴志 諏訪雅 永野宗典

製作:ヨーロッパ企画/トリウッド

伊藤万理華

アーティスト情報

1996年2月20日生まれ。大阪府出身。主演映画『サマーフィルムにのって』(20)でTAMA映画賞最優秀新進女優賞、日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。以降『もっと超越した所へ。』(22)、『そばかす』(22)、『女優は泣かない』(23)、『チャチャ』(24)、『港に灯(ひ)がともる』(25)、『悪い夏』(25)など、多数の映画に出演。26年には主演作品『君は映画』の公開も控えている。22年には書籍「LIKEA」を刊行、個展「MARIKA ITO LIKE A EXHIBITION LIKEA」を開催するなど、カルチャーアイコンとしても注目されている。

神奈川県出身。2008年『トウキョウソナタ』で第82回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞ほか複数の賞を受賞。近年の主な出演作に【舞台】『CITY』、『エレファント・ソング』(主演)、『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』、『ボクの穴、彼の穴。W』、『リプリー、あいにくの宇宙ね』、【映画】『ONODA 一万夜を越えて』、『猫は逃げた』、『バジーノイズ』、主演映画『ピアニストを待ちながら』、【ドラマ】『晩餐ブルース』(テレビ東京)ではW主演を務めるほか、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』での演技が反響を呼んだ。現在放送中のドラマ『ぼくたちん家』(NTV)に出演中。

1979年11月4日生まれ 京都府出身。ヨーロッパ企画代表。外部の舞台や、映画・テレビドラマの脚本、番組の企画構成も手掛ける。2017年、「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞。脚本を務めたアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』(2017)は日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞。時間ものの脚本を数多く手がけ、映画『ドロステのはてで僕ら』(2020)は多数の海外映画祭で受賞。近年手掛けた作品に、映画『リライト』脚本(25)、舞台『リプリー、あいにくの宇宙ね』脚本・演出(25)、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語版台本(23)、テレビドラマ『時をかけるな、恋人たち』脚本(23・カンテレ)、アニメ『四畳半タイムマシンブルース』脚本(22)、舞台『夜は短し歩けよ乙女』脚本・演出(21)、テレビドラマ『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』脚本(21・WOWOW)、配信『リラックマと遊園地』脚本(21・Netflix)などがある。

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