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INTERVIEW

“非現実”を描く映画『消滅世界』の主人公に惹かれた理由とは

公私で走り抜いた蒔田彩珠の2025年 偏愛主義を貫く23歳の最新マイブームは?

2025.12.02 18:30

2025.12.02 18:30

最近はファグラーをめっちゃ集めています

──最近の蒔田さんについても伺っていきたいのですが、インスタを拝見すると結構楽しそうな日々をお過ごしで。

夏休みでした(取材は9月末に実施)。自由に楽しく過ごさせてもらいましたね。

──ぬいぐるみですか。なんかハマっているみたいで。

ファグラーですね。イギリスで人気のキャラクターなんですけど、大好きで、めっちゃ集めています。何がきっかけでハマったんだったっけな。たぶんインスタか何かで流れてきたんだと思います。それを見て可愛いと思って、買いました。

──ちょっと言い方が難しいんですけど、なかなかビジュアルがクセがあるというか……。

キモいですよね(笑)。あれがいいんです。

──たぶん「可愛い」と思うもののアンテナがちょっと独特ですよね。

そうかもしれないです。誰も好きにならなさそうと言ったらちょっと語弊がありますけど、ここに目をつける人はいないだろうなみたいなものを集めがちですね。ファグラーのぬいぐるみはもうめっちゃ集めてて。今、家に何個あるのか数え切れないです。たぶん30個くらいあるんじゃないかな。夏休みだしと思って、爪もファグラーネイルにしてもらったり。爪を見るだけでファグラーがいると思ったら、めっちゃテンションが上がりました。

──韓国にも行ってましたね。

お母さんと行ってきました。撮影が落ち着いたら旅行に行きたいとは言ってて。それで、撮影中に母が計画を立ててくれました。

──何がいちばん楽しかったですか。

お買い物かな。洋服をいっぱい買いました。

──もともと服好きの印象がありますが、今はどういうテイストに惹かれがちですか。

『DOCTOR PRICE』の衣装がすごく可愛くて。そこからちょっと綺麗めのオフィスカジュアルっぽいものにハマっています。

──以前はゴリゴリにスタジャンを着こなしている印象だったので意外です。

そういうのももちろん大好きです。そういうハードめなものにキチッとしたものを合わせたりして楽しんでいますね。

──今は何をしているときが楽しいですか。

編み物ですね。これからどんどん冷え込んでくるので、今がいちばんはかどる時期だな、と。自分用に帽子を4つくらい編みました。

──手編みをするんですね。

します。コロナの自粛期間中に何か始めたいなと思って、母から教えてもらいました。だから、私がニット帽をかぶってるときは、だいたい手編みかもしれない。いろいろ手を出してもすぐ飽きちゃうんですけど、飽きなかったのは編み物と映画とバイクですね。

──前回、Bezzyにご登場いただいた際も暖かくなったらツーリングに行きたいという話をされていました。

一人で江ノ島に行ってきました。そこで、クレヨンしんちゃんのガチャガチャを回して帰るという謎の行為をしました(笑)。そのために江ノ島まで行く必要は絶対ないというか、なんだったら近所にあると思うんですけど。江ノ島に行ったからといって特に名物の何かを食べることもなく、ただ行って、バイクを停めて、ガチャガチャをして帰るだけっていうのが楽しかったです。

──バイクはどんなところが好きですか。

走ってる状態が好きです。風を切ってるあの感じが気持ちよくて。走ってる間は何にも考えていないです。もう本当ぼーっとしてる。あとは歌ったりもしています。フルフェイスに隠れて(笑)。

──そのときは何を歌うんですか。

湘南乃風さんです(笑)。

──ギターはどんな曲を弾いていますか。

最近はTeleを弾いています。声がすごく好きで。『タコピーの原罪』のエンディングテーマを歌っていたんですけど、めっちゃいいです。曲は、声に惹かれることが多いですね。Teleも声が特徴的なんです。

──で、それをご自身でも弾き語りするという。

はい、部屋の中で一人で弾いています。お母さんに聞かれないように(笑)。

──自分でライブをして、人前で歌いたいとか、そういう欲望はないですか。

映画とか役としてならやってみたいですけど、私自身は全然。いつかできたら面白いなと思いつつ、そんな技術はないので、部屋でこっそり弾いてるくらいが落ち着きます。

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楽しく充実した2025年を振り返って

作品情報

消滅世界

©︎2025「消滅世界」製作委員会

©︎2025「消滅世界」製作委員会

消滅世界

2025年11月28日(金) 新宿シネマカリテ他全国公開
撮影時期:2024年6月8日~6月23日
配給:NAKACHIKA PICTURES

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

原作:「消滅世界」(村田沙耶香著/河出文庫)
監督・脚本:川村誠
出演:蒔田彩珠 栁俊太郎
恒松祐里 結木滉星 富田健太郎 清水尚弥 松浦りょう 岩田奏
/ 山中崇 / 眞島秀和 / 霧島れいか

2002年8月7日生まれ。2012年、10歳で出演したドラマ『ゴーイング マイ ホーム』で監督の是枝裕和から評価され、その後も『海よりもまだ深く』(16)、『三度目の殺人』(17)、『万引き家族』(18)、Netflix『舞妓さんちのまかないさん』(23)といった是枝作品に出演。2018年、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で映画初主演。主な出演作は『星の子』(20/大森立嗣監督)、『朝が来る』(20/河瀨直美監督)、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(21)、NHK夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」(23)、Netflix『忍びの家』(24/デイヴ・ボイル監督)、窪塚愛流とのW主演映画『ハピネス』(24/篠原哲雄監督)、TBS系日曜劇場『御上先生』(25)、読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『DOCTOR PRICE』(25)など。2026年1月放送スタートのTBS系日曜劇場『リブート』に出演。

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