不適切で爽快な映像には羽村仁成、金子大地らの姿も
“禁断の課外活動”を始めた南沙良×出口夏希×吉田美月喜が行き着く先は地獄?『万事快調』予告解禁
2025.10.20 08:00
©2026「万事快調」製作委員会
2025.10.20 08:00
南沙良と出口夏希がW主演を務め、2026年1月16日(金)より公開される映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』の本予告映像が解禁された。
原作は発表当時、若冠21歳の大学生だった波木銅の同名青春小説。ユーモラスでオフ・ビートな文体で第28回松本清張賞を満場一致で受賞した同作が、『猿楽町で会いましょう』(21)の児山隆監督により映画化される。
主人公は、高校生の朴秀美(ぼく・ひでみ)と矢口美流紅(やぐち・みるく)。ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る秀美と陸上部のエースで社交的、かつスクールカースト上位に属しながらも家庭に問題を抱える映画好きの美流紅は、未来が見えない町で暮らしていた。自分たちの夢を叶えるためには一攫千金を狙うしかないと考えた彼女たちは、斜に構えた毒舌キャラ・岩隈真子(いわくま・まこ)と3人で同好会「オール・グリーンズ」を結成し、禁断の課外活動を始める。そして、秀美を南沙良、美流紅を出口夏希、真子を吉田美月喜が演じるほか、羽村仁成、金子大地、黒崎煌代ら旬のキャストが集結した。
解禁された本予告映像は、秀美たちがど田舎で鬱々と暮らす場面から始まる。続いて「一緒に金儲けしようって言ったら、する?」という秀美の誘いにより「オール・グリーンズ」が結成され、粛々と課外活動を進め札束を手にする3人や、活動を始めるきっかけとなった人物・佐藤(金子大地)に怒鳴られる秀美、真子に活動に誘われる藤木(羽村仁成)、自宅のキッチンが火に包まれ涙を流す美流紅の姿などが切り取られ、それぞれの焦燥や怒りが交差していく。そして「きっとどこまで進んでも、行き着く先は地獄だ。でもさ、やられっぱなしってのはムカつかない!?」というナレーションに続き秀美が笑顔で走り出す姿が印象的に映し出され、未来を力ずくで奪い取ろうともがく3人がままならない現実を駆け抜けていくような、不適切で爽快な本予告映像となっている。