主人公・朴秀美に想い寄せる青年に、ラップ指導は荘子itら
南沙良×出口夏希W主演映画『万事快調』に黒崎煌代が出演決定、ラッパー役で新たな一面を見せる
2025.10.16 18:00
©2026「万事快調」製作委員会
2025.10.16 18:00
南沙良と出口夏希がW主演を務め、2026年1月16日(金)より公開される映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』の新キャストとして、黒崎煌代の出演が解禁された。
第28回松本清張賞を受賞した波木銅の同名小説を、『猿楽町で会いましょう』(21)の児山隆監督が映画化した本作。主人公の高校生・朴秀美(ぼく・ひでみ)と矢口美流紅(やぐち・みるく)は、未来が見えない町に暮らしていた。「自分たちの夢をかなえるために、この町とおさらばするには一攫千金を狙うしかない!」と考えた2人は、同好会「オール・グリーンズ」を結成し“禁断の課外活動”を始める。
ラッパーを夢見ながらも鬱屈とした日々を送る秀美役に南沙良、スクールカースト上位に属しながらも家庭では問題を抱えている美流紅役に出口夏希。そして、彼女たちと共に「オール・グリーンズ」を結成する岩隈真子(いわくま・まこ)役を吉田美月喜、岩隈の後輩・藤木漢役を羽村仁成、秀美たちが課外活動を始めるきっかけとなった重要人物・佐藤幸一役を金子大地が演じる。 なお本作は先日行われた第30回釜山国際映画祭Vision部門でも大きく注目を浴び、10月27日(月)から始まる第38回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門にも出品が決定している。
今回新たに出演が発表された黒崎煌代は、NHK連続ドラマ小説『ブギウギ』(23)にてヒロインの弟役で俳優デビュー後、初主演映画『見はらし世代』(25)が第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出されるなどデビューからわずか2年で大躍進を遂げた俳優。今年だけでも『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』『ストロベリームーン 余命半年の恋』『アフター・ザ・クエイク』など4本の出演作が公開される。黒崎が演じるのは、秀美のサイファー仲間で秀美に想いを寄せる青年・ジャッキー。出演発表に併せ解禁された場面写真はピアスにストリートファッションという出で立ちで、黒崎の新たな一面を捉えている。
黒崎煌代(ジャッキー役) コメント
ジャッキーはラップをする男で、荘子itさんをはじめとする様々な方々に指導していただき、作品の中で真剣に向き合いながらも楽しくラップのシーンを撮影できました!
ジャッキーは南沙良さん演じる朴とのシーンが多いのですが、朴とのシーンは全部お気に入りです。
児山隆監督のセンスが炸裂しながらも、芯の強いメッセージがきちんと届く作品です。
一映画ファンとして、心から大好きだと言えます。どうか劇場で体感してください。