場面写真8点では物語を彩るキャストたちの姿も明らかに
頼れる探偵・寺西拓人が巻き込まれるとんでもない事態とは?初主演映画『天文館探偵物語』特報解禁
2025.09.18 17:00
Ⓒ2025「天文館探偵物語」製作委員会
2025.09.18 17:00
11月21日(金)より鹿児島県で先行公開、その後12月5日(金)に全国公開されるtimelesz寺西拓人の初主演映画『天文館探偵物語』から特報映像と場面写真が解禁された。
南九州一の繁華街である鹿児島県の天文館を舞台にした本作の主人公は、人情に厚い探偵・宇佐見蓮。物語は、街が夏の「祇園祭(おぎおんさぁ)」の熱気に包まれる中、蓮が6歳の息子・翔真を連れDV夫から逃げてきたというシングルマザー・凪と出会うところから始まる。そこで蓮と相棒の山下健斗は自分を育ててくれたBAR兼託児所を紹介し、凪親子を迎え入れることに。しかし安心も束の間、翔真の誘拐事件が発生。翔真は地方創生担当大臣・板倉雄馬の息子・靖幸との間に生まれた子で、その板倉雄馬は天文館の再開発を強引に進め、街の人々の居場所だけでなく思い出までも奪おうとしていた。凪親子と天文館を守るために立ち上がる蓮と健斗。スリルとアクションが絡み合う、あたたかな感動を誘う探偵たちの物語が誕生する。
キャストには主人公・蓮役の寺西のほか、シングルマザー・橋口凪役には大原優乃、蓮の相棒・健斗役には肥後遼太郎が抜擢された。さらに、蓮たちと対立する政治家の息子・板倉靖幸を室龍太、凪の息子を誘拐する蒲生清彦を高田翔、そして凪の兄で医者の橋口拓海を原嘉孝(友情出演)が演じ、寺西と演劇ユニットを組んでいた盟友たちが脇を固める。
今回追加キャストも発表され、蒲生と共に誘拐を企てるヤクザ・吉田三郎役には『龍馬伝』(10)などで俳優として活躍し、鹿児島弁・薩摩弁の指導者としても知られる西田聖志郎が決定。さらに蓮たちが世話になるBAR兼託児所のオーナー・有村悠一郎を鹿児島在住の俳優・新名真郎、加えて大物政治家の秘書・大森渉役をSHIGETORAが演じる。なお大物政治家・板倉雄馬役には西岡德馬が決定しており、脚本と監督は『うちのじいじは字が書けない』で「29thキネコ国際映画祭」グランプリを受賞した諸江亮が務める。
解禁された特報は、お店の外の看板の下をのぞき込み脱走したペットの亀探しをする蓮のシーンから始まる。それからシングルマザーの凪、相棒の健斗の姿が映し出されると穏やかな日常から一転、後半には蓮が必死で自転車を漕ぐ姿や鬼気迫る凪の姿が映し出され、大きなトラブルの予感を感じさせる映像となっている。

Ⓒ2025「天文館探偵物語」製作委員会
併せて解禁された場面写真ではアロハシャツ姿で明るく親しみやすい笑顔を見せる蓮のほか、夜道で何かに追われる凪と健斗の姿や、スーツを着こなし不敵な表情で誰かをにらみつける板倉靖幸の姿が切り取られている。さらには蓮と戦い口元から血を流す蒲生や、携帯片手に険しい表情を浮かべるヤクザの吉田、バーで不安げな様子を見せる有村と凪も。そして高級車で凪たちの前に立ちふさがる議員秘書・大森や、地元の有権者を説得する地方創生担当大臣・板倉雄馬の会合の様子など、全8点の写真で本作を彩るキャストたちの姿が明らかになった。
SHIGETORA コメント
初めて天文館に行かせて頂いたのですが、昔ながらのお店や最近できたであろうオシャレなカフェなど、歴史やそこにいる人達の生活の匂いも感じられる、素敵な空間でした。
デビュー作で芸術家のサルバドール・ダリ役を演じさせて頂いた事に始まり、これまで一般社会や一般の感覚から、はみ出した人物を演じさせて頂く事が多く、今回も政治家の秘書という普通の職業とは違う人物です。彼の過去に湧き上がった感情などをあれこれ考えているうちに、気づいたら、大森渉という人物の魅力に惹かれていました。
どこか、オラオラした雰囲気の中にやるせなさを感じて頂けたら嬉しいです。
西田聖志郎 コメント
天文館は、山形屋デパートの屋上のミニ遊園地やジャズ喫茶など私にとっては夢の詰まった街でした。コロナ禍以降、失われつつある天文館の活気を取り戻したいという思いでこの作品に臨みました。“弱きを助け強きをくじく”人情味溢れる探偵たちの活躍ぶりは、観客の皆さまを胸がすくような爽快な気持ちにさせること請け合いです。お楽しみに!