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個性的なオールキャスト&コメント、公演詳細も解禁

Aぇ! group正門良規主演『十二夜』に大鶴佐助、高橋由美子、松本紀保、長井短、北村優衣ら出演

2025.08.08 12:00

2025.08.08 12:00

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10月17日(金)~11月7日(金)に東京グローブ座、11月15日(土)~11月21日(金)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される舞台『十二夜』のオールキャストが解禁された。

シェイクスピア喜劇の中でも最高作と言われる『十二夜』の主人公は、双子の兄と生き別れ、生き延びるために男装し「シザーリオ」として生きるヴァイオラ。公爵オーシーノに仕えることになったヴァイオラは、密かにオーシーノに恋心を抱いているが、男のふりをしているため想いを告げられずにいた。一方のオーシーノは伯爵令嬢オリヴィアに夢中で、冷たくあしらわれても情熱は冷めず、お気に入りのヴァイオラを使者に立てて、自らの想いを伝えさせようとする。因果な務めに葛藤しながら、オーシーノの想いをオリヴィアに届けるヴァイオラ。だがオリヴィアは、男装したヴァイオラに一目惚れしてしまう。

先日、Aぇ! groupの正門良規が女性のヴァイオラを演じることが発表され大きな話題となった本作。演出は、これまで舞台『ジュリアス・シーザー』(21年)や『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』(23年)、『夜叉ヶ池』(23年)や『ヴェニスの商人』(24年)などを手がける森新太郎が務める。そして本日、自由な発想で選ばれたという本作のオールキャストが解禁された。

伯爵令嬢のオリヴィア役には、近作に舞台『兎、波を走る』『ジャズ大名』『ハムレットQ1』などがあり、親交のある俳優や演出家たちと立ち上げた劇団ヒトハダの座長の大鶴佐助。伯爵家の道化・フェステ役は、近年では『時子さんのトキ』やブロードウェイミュージカル『クラスアクト』など舞台にも活躍の幅を広げる高橋由美子が演じる。

また、オーシーノ役には、映画『かくかくしかじか』やドラマ『単身花日』など映像作品の他に、舞台『ヴェニスの商人』や『Bug Parade』に出演し多彩な活躍を見せる長井短。ヴァイオラの兄の友人・セバスチャン役には、映画『ビリーバーズ』で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞にノミネートされ、舞台『花と龍』や『更地』でも存在感が光る北村優衣。セバスチャンの友人アントーニオ役は、舞台『ラ・マンチャの男』『治天ノ君』『ジュリアス・シーザー』『A Bright New Boise』『燃える花嫁』に出演し幅広い役柄で活躍する松本紀保が演じる。

オリヴィアの叔父のサー・トービー・ベルチ役には、2023年に企画・出演したミュージカル『O.G.』によって第58回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、近年ではミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』(24)、海外ドラマ『マトロック』(25)でキャシー・ベイツの吹き替えなどでの好演も記憶に新しい阿知波悟美。伯爵家の執事・マルヴォーリオ役には、劇団ナイロン100℃に在籍しながらNHK大河ドラマ『真田丸』や『あなたの番です』などドラマでも活躍し、舞台『骨と軽蔑』『桜の園』『昭和から騒ぎ』に出演の峯村リエ。さらに笠原竜司、冨永竜、田中穂先、鈴木崇乃、天野勝仁、古賀ありさなど、個性的な実力派キャスト陣が集結した。

コメント一覧

大鶴佐助
シェイクスピア、森さん、松岡さん、このタッグの作品創りに参加できるのを本当に嬉しく思います。
『十二夜』はいつかやりたい作品の一つでしたが、自分がオリヴィアを演ずるのは想像した事がありませんでした。
音楽、酒、恋とただでさえ多声的なこの戯曲が今回のキャストと配役でどうなるのかとても楽しみです。

高橋由美子
世界中で上演されているシェイクスピア。名だたる俳優さん達が挑戦されていて色々な作品を観劇してきました。
初挑戦です。役者として喜びでもあり恐怖でもあります。でも心強い先輩俳優の方々がいらっしゃるので安心して演じる事ができそうで・・・ちょっとは楽しんで良いのかな・・・。最近は自分が年長のカンパニーが多かったので嬉しくて仕方がないと言うのが本音です。足を引っ張らない様、台本読み込んで行きます。「道化」動くのかなぁ…歌もあるし、大変だ〜!?

松本紀保
この度『十二夜』に出演させて頂くことになりました。演出の森新太郎さんとご一緒するのは、今回で3回目になります。森さんの熱き演劇魂溢れる現場に再び参加できること、そしてシェイクスピアの喜劇に初挑戦することもとても楽しみで今から稽古が待ち遠しいです!私の演じるアントーニオは男性役ですが性別にとらわれず、人としての魅力を表現したいと思っています。人間の愚かさや残酷さも何故かシェイクスピアの言葉にかかると、堪らなく愛おしく思えてくる不思議。グローブ座の劇空間で、新しい『十二夜』の世界をお魅せできるよう、素敵な出演者の皆様と心を合わせて、頑張って参ります!

長井短
またシェイクスピアをやれるんだ!って喜びでいっぱいでした。去年の冬、初めてのシェイクスピアを体験したのですが、稽古中から「もっとやりたい」の気持ちでいっぱいだったので。早く始めたいです。でも同時に、友達との飲み会とかってはじめてより2度目の方がぎこちなくなっちゃうことあるよな…創作も同じかな…とも思い不思議な緊張もしています。共演者の皆さんと寄りかかり合いながら、我々なりの十二夜を作れるよう頑張ります!

北村優衣
初めて『十二夜』を読んだ時に、個性豊かなキャラクターが織りなす誤解の連鎖と人間模様が、おかしくてどこか切なく、セバスチャンとして舞台に立つのが楽しみになりました。
この作品に限らず、人生はタイミングと巡り合わせの積み重ねだと感じます。
初めましての魅力的な方々とご一緒できること。念願のシェイクスピア作品で男性役を演じられること。この素敵な巡り合わせに感謝しながら全身全霊で取り組み、皆様に賑やかで愛おしい喜劇をお届けします!

阿知波悟美
けっこう長い役者人生、今までに何本かシェイクスピアを演じたことはあります。
演劇学校の一年次終了公演で[真夏の夜の夢]
20代に[ハムレット]
30代に[お気に召すまま]
その後ぱったりと縁がなかったのですが60代も真ん中を過ぎた今、久々のシェイクスピア。しかも、
男女を入れ替えてのキャスティング。
不安とワクワクが行ったり来たりしています。
初めての皆さんとどんな稽古ができるかを楽しみにしています。

峯村リエ
ほんの少し前迄日本昭和初期の鎌倉を舞台にした『から騒ぎ』(シェイクスピア)のお芝居をしていました。
そして今回はマルヴォーリオを女性で。。
皆さん、シェイクスピアを違った調味料でお料理するのがお好きなんだなぁ、と思いました。
私は真剣にやります。

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作品情報

舞台『十二夜』

舞台『十二夜』イメージビジュアル

舞台『十二夜』イメージビジュアル

舞台『十二夜』

【東京公演】
日程:2025年10月17日(金)~11月7日(金)
会場:東京グローブ座
料金:S席11,000円、A席9,500円(全席指定・税込)

【大阪公演】
日程:2025年11月15日(土)~21日(金)
会場:森ノ宮ピロティホール
料金:指定席11,000円(全席指定・税込)

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:正門良規(Aぇ! group)、大鶴佐助、高橋由美子、松本紀保、長井短、北村優衣、阿知波悟美、峯村リエ
笠原竜司、冨永竜、田中穂先、鈴木崇乃、天野勝仁、古賀ありさ

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:森新太郎

作編曲・音楽監督:BUN Imai
美術:堀尾幸男
照明:杉田諒士
音響:けんのき敦
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:鎌田直樹
アクション:渥美博
演出助手:石田恭子
舞台監督:弘中勲

主催・企画製作:東京グローブ座 シーエイティプロデュース

2019年に結成された“Aぇ! group”のメンバーとして2024年5月にCDデビューを果たし、ユニット内ではギターを担当。毎年のコンサートに加え、ドラマや映画、舞台と幅広く活躍。現在、情報番組「サタデープラス」(MBS/TBS)、バラエティ番組「あっちこっちAぇ!」(ABC)、「Aぇ!!!!!!ゐこ」(MBS)、ラジオ「Aぇ! groupのMBSヤングタウン」(MBSラジオ)にレギュラー出演中。近年の主な出演作は【舞台】『Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド〜虚空に触れて〜』(24)『ヴィンセント・イン・ブリクストン』(22)、『染、色』(21)【映画】「おそ松さん2」(26公開予定)、MIRRORLIAR FILMS Season7「SUNA」(25)、「グランメゾン・パリ」(24)【ドラマ】「ムサシノ輪舞曲」(25)、「京都のお引越し」(23)、連続テレビ小説「スカーレット」(19)など。

1993年11月14日生まれ。東京都出身。劇団ヒトハダの座長を務める。近年の主な出演作に、舞台『ハムレットQ1』(演出:森新太郎)、 『ジャズ大名』(演出:福原充則)、NODA・MAP『兎、波を走る』(演出:野田秀樹)、『サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男―』(演出:白井晃)、『パンドラの鐘』(演出:杉原邦生)、『ピサロ』(演出:ウィル・タケット)など多数。待機作に、9月5日に開幕する劇団ヒトハダ 第二回公演『旅芸人の記録』(演出:鄭義信) がある。

高橋由美子

アーティスト情報

1974年1月7日生まれ、埼玉県出身。1989年、テレビドラマ「冬の旅・女ひとり」でデビュー。【ドラマ】「南くんの恋人」 (94) 、「ショムニ」(98)などに出演。近年の主な出演作に、【舞台】『時子さんのトキ』(20)、ミュージカル『GREY-そんなに優しくなんてなれないよ-』(21)、ブロードウェイミュージカル『クラスアクト』、unrato#12『Silent Sky』(24)、『reading live Story of Aesops』(25)など。

1971年10月15日生まれ、東京都出身。
1995年、舞台『チェンジリング』でデビュー。主な出演作に、【舞台】『シェイクスピア・ソナタ』(07)、『ラ・マンチャの男』(00、02、12)、『治天ノ君』(13、16、19)『ジュリアス・シーザー』(21)『トータルペイン』(23)『かなかぬち〜ちちのみの父はいまさず〜』『A Bright New Boise』(24)、『燃える花嫁』(25)など。

1993年9月27日生まれ、東京都出身。舞台、テレビ、映画、モデル、執筆業と幅広く活躍。近年の主な出演作として舞台 月刊「根本宗子」第19号『共闘者』、ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に□された」、「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」映画『若き見知らぬ者たち』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』『PERFECT DAYS』ラジオ「NEXT名人寄席」などがある。また小説集「ほどける骨折り球子」他、自著や連載も多数執筆。

1999年9月10日生まれ、神奈川県出身。2022年映画「ビリーバーズ」で、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞・女性にノミネートされる。近年の主な出演作に、【舞台】『コスモス-山のあなたの空遠く-』(24)、『花と龍』『更地』(25)【映画】「かくも長き道のり」(20)、「永遠の待ち人」(25)【ドラマ】「つづ井さん」(24)「年下童貞くんに翻弄されてます」(25)など。現在、放送中のドラマ「放送局占拠」に出演。

阿知波悟美

アーティスト情報

1959年5月16日生まれ、北海道出身。劇団NLT在籍。2010年、『キャンディード』で第18回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。2023年、企画、出演したミュージカル『O.G.』によって第58回紀伊國屋演劇賞 個人賞を受賞した。今年に第2弾となる『O.G.Ⅱ』を上演。近年の主な出演作に、【舞台】ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』(24)、海外ドラマ「マトロック」(25)でキャシー・ベイツの吹き替えなど。

1964年3月24日生まれ、東京都出身。劇団ナイロン100℃に在籍。近年の主な出演作に、【舞台】『骨と軽蔑』『ミネムラさん』『桜の園』(24)、『昭和から騒ぎ』(25)、【ドラマ】NHK大河ドラマ「真田丸」(16)、「あなたの番です」(19)、「最愛」(21)、映画「ロストケア」(23)「でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男」(25)など。

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