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「“翳り”にリアリティがある」制作陣が明かす抜擢理由とは

映画『恋に至る病』W主演の長尾謙杜が視線だけで“疑惑”と“恋心”を表現する新場面写真3点解禁

2025.08.06 15:00

©︎2025『恋に至る病』製作委員会

2025.08.06 15:00

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長尾謙杜と山田杏奈がW主演を務め、10月24日(金)に公開される映画『恋に至る病』の新たな場面写真3点が解禁された。

本作は不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じるピュアで刺激的なラブストーリー。原作は斜線堂有紀による同名小説で、2020年3月の発売直後からTikTokの紹介動画が200万回再生を超えるなど大きな話題を呼び、30回以上の重版を記録した。その映画化では、『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一が監督を務める。

「なにわ男子」の最年少メンバーで『室町無頼』『おいしくて泣くとき』、9月公開の『俺ではない炎上』など話題作への出演が続く長尾謙杜が演じるのは、内気な男子高校生・宮嶺望。第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞のW受賞が話題となり、その演技力に定評のある山田杏奈は、宮嶺が初恋に落ち彼の人生を大きく変えることになる寄河景を演じる。

今回解禁されたのは、長尾演じる宮嶺望の等身大の表情を捉えた場面写真3点。自宅で大好きな蝶を育てる宮嶺が柔らかく無防備に小さな水槽をじっと見つめるカットは、普段は他人と深い関係を築かないようにしている彼が家ではふっと力を抜いている姿を映し出した一枚となっている。

宮嶺望役の長尾謙杜

また教室でのカットは、クラスで一人お弁当を食べているときに景(山田杏奈)の声が聞こえ、思わず振り返る様子を切り取ったもの。内気な性格の宮嶺だが好きな人が話している内容はしっかり聞いている姿は微笑ましく、その一瞬の反応からも彼の不器用な性格がうかがえる。さらに景と向き合うカットは「君は、僕のために人を殺したの?」という疑念と「僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても」という恋心が揺れ動く、複雑な感情が宿った息を呑むような目力が印象的な一枚。どこまでも純粋な宮嶺の性格を象徴するような瞬間が切り取られ、視線だけで感情を伝える長尾の繊細な演技が収められている。

景(山田杏奈)の声が聞こえ思わず振り返る宮嶺(長尾謙杜)

本作のプロデューサー陣は、長尾と山田について「長尾さんの持つ“翳(かげ)り”にはリアリティがある。本作は良い意味で“痛みを伴う物語”になったらいいなと思っていたので、その表現に説得力があるふたりだった」とキャスティングの理由を明かす。また、監督を務めた廣木は「ふたりは良いバランスだった」と振り返り、長尾については「自転車乗っている時の彼の漕ぎ方が一生懸命で、その一生懸命さが純愛映画としては必要だった」と、抜群の演技を披露した長尾を絶賛している。

場面写真 ©︎2025『恋に至る病』製作委員会

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作品情報

恋に至る病

©︎2025『恋に至る病』製作委員会

©︎2025『恋に至る病』製作委員会

恋に至る病

2025年10月24日(金)全国公開
配給:アスミック・エース
映倫指定:PG-12

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:長尾謙杜 山田杏奈
醍醐虎汰朗 中井友望 中川翼 上原あまね 小林桃子 井本彩花 真弓孟之(AmBitious)
/忍成修吾 河井青葉/前田敦子
監督:廣木隆一 『月の満ち欠け』
脚本:加藤正人 加藤結子
原作:斜線堂有紀『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴
制作プロダクション:アスミック・エース ダブ

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