當真あみ、田中麗奈ら乗員の無事を祈る家族の姿も
映画『雪風 YUKIKAZE』戦火に立ち向かう竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、中井貴一らの場面写真解禁
2025.07.15 12:00
©︎2025 Yukikaze Partners.
2025.07.15 12:00
8月15日(金)より全国公開される竹野内豊主演映画『雪風 YUKIKAZE』の場面写真が一挙解禁された。
舞台は80年前、平和な海が戦場だった時代。数々の激戦を最前線で戦い抜いた駆逐艦「雪風」は、僚艦が大破炎上していく中で不死身ともいえる戦いぶりを見せ、主力である甲型駆逐艦38隻の中でただ一艦のみほぼ無傷で終戦を迎えた。軽量で機動性に優れた駆逐艦は、艦隊の先陣を切って魚雷戦を仕掛け、対空戦闘によって中心となる戦艦や空母などを護るのがその役目。「雪風」は戦うために出撃しながら最後は必ず人を救い還ってきたことから、“幸運艦” “不沈艦”と呼ばれた。
その知られざる史実を背景に、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿を壮大なスケールで描く本作。艦長・寺澤一利役の竹野内豊、先任伍長・早瀬幸平役の玉木宏、若き水雷員・井上壮太役の奥平大兼、早瀬の妹・サチ役の當真あみ、寺澤の妻・志津役の田中麗奈、志津の父・葛原芳雄役の益岡徹、帝国海軍軍令部作戦課長・古庄俊之役の石丸幹二、そして実在した第二艦隊司令長官・伊藤整一役の中井貴一ら豪華俳優陣が、今を生きる私たちへとメッセージを繋ぐ。

解禁された場面写真には、寺澤艦長(竹野内豊)の着任式の様子や艦橋で双眼鏡を手に士官たちへ指示を出す姿が写し出されている。長年「雪風」に乗り、艦のことを知り尽くした先任伍長の早瀬(玉木宏)は必至に敵艦に立ち向かい、そして海に投げ出された仲間たちを一人でも多く助けようと懸命に手を伸ばす。ミッドウェイ海戦において、沈没した巡洋艦から海に投げ出され、早瀬に命を救われた過去をもつ井上(奥平大兼)は、「雪風」の乗員となり、早瀬と再会を果たした。

また、信州で暮らす早瀬の妹・サチ(當真あみ)は母と一緒に兄の無事を祈りながら懸命に生き、寺澤の妻・志津(田中麗奈)も夫の無事を祈りながら毅然として一人娘を守り、帰りを待ち続ける。戦況は激しさを増していき、「雪風」は戦艦「大和」らと共に海上特攻となる連合艦隊最後の作戦に向かうが、第二艦隊司令長官・伊藤整一(中井貴一)は未来に繋ぐある決断をする。

『雪風 YUKIKAZE』場面写真 ©︎2025 Yukikaze Partners.