2025.07.10 07:00
©︎2025『恋に至る病』製作委員会
2025.07.10 07:00
10月24日(金)に全国公開される長尾謙杜と山田杏奈のW主演映画『恋に至る病』の本予告映像、本ポスタービジュアル・追加キャストが一挙解禁された。
本作は不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じるピュアで刺激的なラブストーリー。原作はミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による同名小説で、2020年3月末の発売以降TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超える大反響を記録し、30回を超える重版を繰り返している話題作となる。そんな衝撃の恋愛小説の実写映画化の監督は、興行収入13億円の大ヒット作『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一監督が務める。
「なにわ男子」の最年少メンバーで、俳優としても話題作への出演が続く長尾謙杜が演じるのは、内気な男子高校生・宮嶺望。そして山田杏奈は宮嶺が初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景を演じる。第48回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞・新人俳優賞をW受賞し、演技力に定評のある山田にとって、二面性のある役柄はまさに映画ファンが待ち望んだ役柄と言える。
今回解禁となったのは、宮嶺と景の恋を取り巻く追加キャストたち。2人と同じ高校に通う学生には、舞台『「弱虫ペダル」新インターハイ篇~スタートライン』での俳優デビューを皮切りに映画・ドラマ・演劇を問わず話題作への出演が相次ぐ醍醐虎汰朗、ミスiD2019グランプリから女優デビューを果たし『ベイビーわるきゅーれ』シリーズなどで知られる中井友望、子役から活動し大河ドラマなどにも出演する中川翼、アイドルグループでの活動後ドラマや映画で活躍する上原あまね、デビューからわずか3ヵ月でドラマ主演を務める実力派の小林桃子、特撮作品のヒロインを務めて以降ドラマ・映画に出演を続ける井本彩花、そして本作が初の長編映画出演となる真弓孟之(AmBitious)ら注目の若手俳優陣が集結した。さらに宮嶺の両親には忍成修吾と河井青葉、宮嶺と景のまわりで起こる連続不審死を捜査する刑事役に前田敦子が抜擢された。

解禁となった本予告映像は、「2人だけの秘密にしよう。根津原を殺したのは…」と宮嶺に告げる景、そして2人が見つめ合う印象的なシーンからスタートする。内気な性格から周囲との壁を作りがちな宮嶺は転校をきっかけに、クラスの人気者である景と出会う。「どうして君は人の顔を見ようとしないの?」人との距離を置こうとする宮嶺に対して、持ち前の明るさで距離を縮めていく景。そんな明るく優しい景に惹かれ、次第に一緒に過ごす時間が増えていく宮嶺だが、2人だけの関係性を築いていく中で景と「どんな私でも守ってくれる?」という約束を結ぶ。
2人の不器用で一途な初恋模様が描かれた後、物語は新たな舵を切ることに。醍醐虎汰朗演じる同級生・根津原の死体が近所で発見されたことをきっかけに、次々に起こる不審な事件、騒然とするクラスメイト達の様子が「マインドコントロール」「屋上」「傷跡」「青い蝶」「連続不審死」といったキーワードとともに映し出される。同級生の死に大好きな景が関わっているのではないかと疑惑を抱き始める宮嶺だが、それでも彼女を想う気持ちは抑えられない。連続不審死を捜査する前田敦子演じる入見刑事から「いい加減、目を覚ましなさい」と諭されるも、宮嶺は景から受けた言葉を信じ、愛することをやめようとしなかった。
併せて解禁されたポスタービジュアルには、愛する景をみつめる宮嶺と、その手に包まれた景の笑顔が描かれている。“君は、僕のために人を殺したの?”と景に対して恐ろしい疑惑を抱きながらも、“僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても。”と抑えきれない純粋な想いが溢れ出す宮嶺。その関係性を表情からも感じ取れる一方、その頬を血で染めた景の本心とは。そして“ふたりがたどり着いた、切なすぎるラスト4分”には何が待ち受けているのか。