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NSWER愛が溢れた東京体育館2日目を独自写真で振り返る

NMIXXが5ヵ月ぶりの来日公演でさらなる再会誓う「アンコールのアンコールもやりましょう!」

2025.06.24 20:00

「NMIXX FAN CONCERT “NMIXX CHANGE UP : MIXX LAB in TOKYO ENCORE”」より(撮影:川島彩水)

2025.06.24 20:00

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カバーではあえて高難易度な楽曲に挑戦

今回のツアータイトル「NMIXX FAN CONCERT “NMIXX CHANGE UP : MIXX LAB in TOKYO ENCORE”」の名前どおり、LAB(ラボ・研究所)をテーマに、VCRでは白衣を着たメンバーたちが様々な薬品を調合してラボの危機に立ち向かう姿が描かれた。ラボのレクリエーションタイムとして設けられた「リレーお絵かきゲーム」コーナーでは、NMIXXのメンバーたちの絵心と勘の鋭さが爆発。1人が出題したお題に沿ったイラストを4人が制限時間以内にリレー形式で描き、残った1人が正解を当てるというゲームで、10問中5問正解すればクリアだったにもかかわらず、5問続けて正解を叩き出していた。

さらにこの日は1月の公演と同様、カバー曲も用意。今回、彼女たちがセレクトしたのは「英雄: Kick It」で、NCT127の曲の中でも難易度が高いこの曲をケレン味たっぷりに披露。あの華奢な体のどこから、と思うほどの気迫でNMIXXのパフォーマンス力の底知れなさの一端を垣間見せた。アンコールではYOASOBIの「夜に駆ける」も披露。歌う前から「(この曲は)声を変えないといけないんです」と喉を整えて気合を入れると、マイクスタンドで全員がボーカルを取るスタイルで難曲を歌いこなしてみせた。曲が終わってHAEWONが「ちょっとミスしてしまって……」と悔しそうにしていたけれど、そのミスに気づかないほど見事なボーカルで、NMIXXの曲への理解の深さと原曲へのリスペクトを感じさせるカバーステージだった。

KYUJIN

「次の曲では私たちの声に集中して聴いてください」と言ってはじまった「Love Is Lonely」は、その言葉どおりマイクスタンドで歌いながらNMIXXのボーカルをしっかりと聞かせる曲。ミディアムテンポで浮遊感あるこの曲を歌いながら、東京体育館に広がるペンライトの海を眺めて感極まったJIWOOが涙を浮かべていたのが印象的。続く「Moving On」ではサインボールを投げ入れるサービスも。広い会場のできるだけ遠くに飛ばそうとがんばるメンバーたち。最後には口々に「NSWER大好き!」「愛してる!」と叫び、愛にあふれるセクションとなった。

JIWOO

ストリートな衣装に着替えて再登場した後は、ラテンのリズムとLILYのファルセットが会場を圧倒した「占(TANK)」、激しいパフォーマンスの合間にもメンバー同士顔を見合わせて笑顔を見せた「Just Did It」、重力を感じるダウナーな曲を最後までクールにキメた「SICKUH」、そしてクールにはじまり徐々にかわいさが増す「BOOM」と一気に駆け抜ける。

そんな激しいパフォーマンスの後でも笑顔がブレないところがNMIXXの芯の強さ。SULLYOONはそろそろライブが終わりに近づいていると告げると、会場のがっかりしたような反応を見て「もう一度最初からはじめからはじめましょうか?」と笑顔を見せる余裕も。KYUJINは1月の公演後に「絶対また日本に来たい、NSWERのみんなも喜んでくれるはず」とビハインド動画で語っていたことをあげて、「その言葉を現実にさせてくれてありがとうございます」と感謝を伝えると、会場のNSWERからも大きな声で「ありがとう!」という言葉が返ってきた。

LILY

そしていよいよ公演も終盤へ。「DASH」ではNMIXXのボーカルの魅力が爆発、サビ前のBAEとLILYの艷やかなボーカルは音源をそのまま再現したのかと思うほど正確で、「I WANNA DASH」がリフレインするたびに会場の熱気が高まり、最後まで畳み掛ける。本編最後の「See that?」ではNSWERの大コールを受けてパフォーマンスにもこれまで以上に気合がみなぎっていた。パワフルなダンスと歌声が会場をこの日最高に盛り上げ、最後にSULLYOONのハミングで曲が終わるまで、まさに夢のようなカタルシスをもたらした。

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今回もおねだり連発だったアンコール

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NMIXXは、独自の「MIXX POP」ジャンルを披露するJYP所属の6人組ガールズグループとして、秀でたボーカルとパフォーマンスで注目されている。 2023年には、The Fact Music Awardsの「今年のアーティスト賞」や2023 Hanteo Music Awardsの「グローバルアウトスタンディングアーティスト賞」を含め、多くの授賞式で受賞し、その実力が認められた。 また、2024年に発売した「DASH」と「별별별 (See that?)」でそれぞれ音楽番組にて4冠と3冠を達成し、絶え間ない成長と人気を証明している。

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