“この恐怖、美味ナリ”のコピーが踊るキービジュアルも到着
怪異に襲われる水上恒司×山下美月、怪しげな宮舘涼太も登場する『火喰鳥を、喰う』特報解禁
2025.06.06 07:00
©︎ 2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会
2025.06.06 07:00
水上恒司、山下美月、宮舘涼太が共演し、10月3日(金)より公開される映画『火喰鳥を、喰う』の特報映像とキービジュアルが解禁された。
第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞した同名小説を実写映画化した本作の舞台は、信州のとある村。ある日主人公・久喜雄司の先祖の墓石から80年前に戦死した久喜貞市の名前が削られ、同じ日に“ヒクイドリ、クイタイ”という生への執着が記された貞市の日記が届く。それを境に、雄司と妻・夕里子の周囲では不可解な出来事が相次ぎ、存在しないはずの“過去”が少しずつ“現実”を侵食していく。
映画単独初主演となる水上恒司が演じるのは、主人公・久喜雄司。元乃木坂46のメンバーで多方面で活躍の場を広げる山下美月が雄司の妻・夕里子を演じ、映画単独初出演となる宮舘涼太(Snow Man)は超常現象に造詣が深く、大学時代の後輩である夕里子からの依頼を受け不可解な現象の解明に乗り出す北斗総一郎役で出演する。監督は『超高速!参勤交代』シリーズや『シャイロックの子供たち』(23)などを手がけた本木克英で、脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22)や『ディア・ファミリー』(24)の林民夫が担当する。
解禁された特報映像に映し出されるのは、怪異に巻き込まれていく久喜夫婦の雄司(水上恒司)と夕里子(山下美月)の様子や、超常現象に造詣の深い謎の男・北斗(宮舘涼太)の姿。映像は「お墓の文字も削られて、おじいさんはいなくなり、みんな、あの日記のせいだと思う…!」という夕里子の確信めいたナレーションから始まる。さらに不可解な事件が重なり、事態の解決に超常現象専門家の北斗も加わるが、彼は日記が「掛け値なしの、ブラックホール級」の呪物であることを告げる。そして、「僕が、死んでる…」と墓石を呆然と見つめる雄司に何が起きたのか。雄司と夕里子が、超常現象専門家と探った怪異のその先には一体何が隠されていたのか。
併せて解禁されたキービジュアルでは、歪んだ現実世界がタイトルを中心に渦を巻き、禍々しい色をしたヒクイドリの羽、死者の日記のページが舞い上がる不気味な青空の下に三人が佇む。新聞記者・与沢(森田望智)雄司の母・伸子(麻生祐未)、夕里子の弟・亮(豊田裕大)の劇中の写真も添えられ、“この恐怖、美味ナリ”と登場人物たちの不安を煽るようなコピーが踊るビジュアルとなっている。