主題歌も自ら担当、7人が演じた役柄語るコメントも到着
WEST.全員主演の映画タイトルが『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』に決定、特報も解禁
2025.03.11 07:00
©︎2025「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」製作委員会
2025.03.11 07:00
5月2日(金)より公開されるWEST.メンバー7人主演の映画タイトルが『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』に決定し、特報と場面写真が解禁された。
本作は、クセ強キャラクターたちが織りなす笑いあり人情ありのスラップスティックなアクション・コメディ。7人が演じるのは、通常の業務を超えて表では解決できない問題を秘密裏に処理をする会社員・通称“裏社員”と商店街の住人。阿川建設の裏社員は、複合商業施設建設のために社長からシャッター商店街を取り壊すミッションを受けて潜入するが、既にライバル社の川端建設からも同じミッションを持つ裏社員が潜入していた。両社のターゲットは町の大地主。しかし裏社員たちは、動けば動くほどなぜか商店街の住人たちに愛されてしまう。さらに、潰れかけの商店街を立て直そうとする熱血漢やわけありの男も現れて、事態は思わぬ方向に向かっていく。
昨年、様々な10周年記念イベントを開催したWEST.は、掉尾を飾った舞台『WEST. 10th Anniversary 大阪松竹座公演』の千穐楽でWEST.7人全員が主演する映画の製作を発表。この様子は全国230館以上の映画館でライブビューイングされ、劇映画にメンバー全員で主演することが初ということも相まってSNSは喜びの声に溢れた。撮影は今年に入ってすぐにスタートし、東京都内を始め、神奈川、群馬、埼玉、茨城と大阪でロケを重ねて2月中旬にクランクアップ、4月中旬に完成予定となっている。
メガホンを取ったのは『劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜』『極主夫道ザ・シネマ』『Gメン』などの瑠東東一郎監督。2009年のドラマ初監督作であるDRAMADA-J『いつかの友情部、夏。』にはデビュー前の神山智洋、小瀧望、重岡大毅、藤井流星が出演したこともあり、WEST.とは浅からぬ縁がある。
また、映画主題歌はWEST.が自ら歌う「ウェッサイソウル!」に決定。トータス松本がこの映画のために作詞作曲し、ウルフルズがサウンドプロデュースしたパワフルでファンキーなナンバーとなっている。
重岡大毅 コメント
僕が演じた陽一郎は、少年漫画の主人公みたいな男です。エネルギーがあって真っすぐで。WEST.の重岡をもっと誇張したような感じなのかな。今回はアクションにも挑戦しました。普段からトレーニングをしていて体を動かしていますが、これが凄く難しかったですね。組み合う相手やカメラマンさんとも息を合わせて緻密にスピーディに入り乱れて…OKが出た瞬間「うおーっ」て叫びました(笑)。この映画の見どころのひとつなので是非注目して欲しいです。
桐山照史 コメント
周りに左右されずに自分をしっかり持っている、一見クールで一匹狼のような人物、宴を演じました。過去の出来事が原因で人を信じなくなった宴が、あるミッションでチームを組まされて、仲間がいるって楽しいことなんだっていうのを徐々に思い出していくんです。漫才っぽい掛け合いも多くコミカルでテンポもいい。どの役に感情移入してもいろんな見方ができる、角度がある映画だと思います。WEST.を知らない方も、クスッと笑って楽しんでいただけたら嬉しいです。
中間淳太 コメント
ジンは仁義に厚い真っすぐなヤツ。監督からも「冗談なのか本気なのか分からんくらいに常に真っすぐでいて欲しい」と言われ、撮影に臨みました。ちょっと僕と似ているかも。ただ、ガラが悪い。そこは僕と違います(笑)。出演者の中で多分最弱の僕がめちゃくちゃ喧嘩が強い役で。コメディだし、ぶっ飛んだところもあるので、最初は「なんやこいつら」って思うかもしれませんが、皆それぞれ過去があり何かを抱えて生きている。グッとくるところもあって、観終わった後に大切な人に会いたくなるんじゃないかなと思います。
神山智洋 コメント
僕が演じたのは「自分に嘘をつくのは自分が可哀想だ」という考えを持つ宝田という男。思ったことは何でも言っちゃうので僕とは結構真逆だと思います。最初から最後まで宝田だけ変化がなくて、逆に周りを変化させていく。相手をハッとさせるようなことを言うので、思ったことをポンポンと口に出すようなセリフの言い方を意識しました。WEST.全員が出演する映画は今回が初めて。7人が別の個性的なキャラクターになって作品の中で生きている様子をご覧になって、皆さんにも刺激を与えられたらなと思っています。
藤井流星 コメント
ジンといつも一緒にいるチャラを演じています。過去にジンから助けてもらって以来ずっとジンを崇拝していて、基本的にアホで明るい愛すべきキャラクター。映画ではアドリブもあるのですが、よく知ったWEST.のメンバーなので、ぶっちゃけどこがアドリブなのかよく分からないくらい自然に撮影ができました。一方で18年一緒にやってきたメンバーが、知らない別のキャラクターになって役柄を演じているのは不思議な感覚でしたね。WEST.だからこその物語ですし、肩ひじ張らずに気軽に楽しんで観て頂きたいです。
濵田崇裕 コメント
詳敷は、自分の話はしないし全ての物事を客観的に話す人で、シャイなんだけどちょっとクレイジーで謎が多い。監督が「濵ちゃんのクレイジーで面白いところをなんとか役に落とし込みたい」とおっしゃっていて、自分と役を混ぜていく作業が難しかったんですが、僕の演技をみて笑ってくださったので、それが自信になりましたね。今回の映画は笑いもあって、アクションもあって、ラブもあって…この映画を観たら皆どんな気持ちになるのかな?僕も早くこの映画を映画館で観たいです。
小瀧望 コメント
僕の演じるマコトは、陽一郎と過去にいろいろあって、一見何を考えているのか分からないちょっと複雑な感じの人物なんです。ただきっと根はいいヤツで楽しいことが好きなんじゃないかな、という一面が少し垣間見られるような役を演じさせていただきました。茫洋としたマコトがみんなと関わりを持つことで次第に変わっていく様を見て頂けたらと思います。今回、このような楽しそうな映画を多くの皆さまに映画館で観ていただけるのは嬉しいですし、WEST.7人が大スクリーンの一つの画面にギュッとなっているのはなかなかないと思います。僕も完成が待ち遠しいです。
瑠東東一郎(監督)コメント
僕がWEST.と初めて出会ったのは2009年。当時はみんなまだ中学生だったり、高校生だったり。そして時は経ち、15年ぶりに出会った彼らは…。まっったく変わらず。一生中でした。撮影合間で話す内容も、高校の部室ですらないんです。中学の部室なんです。ホンマしょーもないネタで5時間くらい笑ってるんです。つまり最高なんです。この何とも得難い、心地良い空気を作品にぐいっと詰めました。ギスギスと据わりの悪い、今の世の中で、とても大事な事に思えたんです。絆と笑いをテーマに、全力でズレたスパイ映画。ゲラっとして、ボロっとして楽しんでもらえたら。是非ご期待下さい!!