場面カット7点には敵役ケリー・コンドンらの姿も
「仕方ない、全員殺そう」リーアム・ニーソンの渋みを凝縮した『プロフェッショナル』特報解禁
2025.02.27 17:00
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2025.02.27 17:00
4月11日(金)より公開されるリーアム・ニーソン主演のハードボイルド・アクション映画『プロフェッショナル』から場面カットと特報映像、ポスタービジュアルが解禁された。
本作は、唯一無二のアクションヒーローとして独自の座を築いてきた名優リーアム・ニーソンがキャリアの集大成として選んだ作品。自身の故郷である北アイルランドを舞台に、暗殺請負の仕事に長年従事していた男が引退し、別の人生を歩もうとした矢先、アイルランド共和軍(IRA)のテロ集団と対決する姿を描く。1970年代当時の北アイルランド紛争をリアルに反映しており、フィクションの醍醐味を打ち出しつつ現実味も獲得している。
監督は長年、クリント・イーストウッド監督とタッグを組んできたロバート・ロレンツ。リーアム・ニーソンとは『マークスマン』(21)で組んでおり、今回が二度目のタッグとなる。プロデューサーは『グラントリノ』などのジェラルディン・ヒューズ、撮影監督は『ブラッド・ワーク』(02)以降クリント・イーストウッド作品の撮影を手がけ、『チェンジリング』(08)でアカデミー撮影賞にノミネートされたトム・スターンが務めた。

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敵対する過激派グループのリーダーの女性デラン役には、『イニシェリン島の精霊』(22)などのケリー・コンドン。主人公フィンバーをサポートする若手の殺し屋ケビン役には、HBOのドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~19)のジョフリー・バラシオン役で知られるジャック・グリーソン。さらに『ゲーム・オブ・スローンズ』でマンス・レイダー役を演じたキリアン・ハインズ。彼らアイルランド出身の実力派キャストたちの姿を捉えた場面カットも今回解禁された。
解禁された特報映像では、元退役軍人で今は暗殺請負人のフィンバー(リーアム・ニーソン)が円熟味溢れるオーラと痺れるセリフを連発。街にテロリストが入ってきたことを知ると「仕方ない、全員殺そう」と淡々と言い放ち、「安らかに逝け」と死者を弔い、敵を視界に捉えた時には殺気立つわけでもなくどこか達観しているような表情を見せるなど、彼にしか醸し出せない渋みが凝縮されている。
ポスタービジュアルは「俺を怒らせるな」というキャッチコピーとともに、大炎上する車と鋭い眼光で銃を向けるリーアム・ニーソンの圧倒的な存在感が目を惹くデザインとなっている。