2025.02.27 04:00
2025.02.27 04:00
TBS赤坂ACTシアターに上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が10月まで公演延長されることが決定し、7月から稲垣吾郎がハリー・ポッター役を務めることが発表された。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろしたシリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得している。東京公演は2022年に開幕し、総観客数110万人を突破。通算公演数1100回を達成し、日々観客を魅了し続けている。
4年目のハリー・ポッター役に決定した稲垣吾郎は、主演・ベートーヴェン役を務めた舞台『No.9 ―不滅の旋律―』が大盛況のうちに幕を下ろしたばかり。『十三人の刺客』や『半世界』では複数の映画賞を受賞し、近年は映画『あんのこと』や『風よ あらしよ 劇場版』、ドラマ「燕は戻ってこない」などで独特の存在感を持ちつつも様々な役柄を演じるほか、ラジオパーソナリティを務めるなど、幅広いフィールドで活躍を続けている。
稲垣はハリー役に決定したことを率直に「嬉しいです」と喜び、「新しいハリー・ポッターを届けたい」と意気込みつつ、「ハリー役をライフワークの作品にできたら」と展望をコメント。稲垣が出演する7月~10月公演のチケットは3月29日(土)午前11時からTBSチケットとホリプロステージで先行発売、4月12日(土)から一般発売が開始となり、6月まではハリー・ポッター役の平方元基、吉沢悠をはじめとする3年目キャストで上演されている。
稲垣吾郎 コメント全文
ハリー役をいただき、嬉しかったです。「ハリー・ポッター」といえば世界中で老若男女から愛されている偉大な作品ですので、本当に光栄なことだと思っています。
以前観劇させていただきましたが、今までに観てきた舞台とは全く違うエンターテイメントでしたので、舞台とはここまで進化したものなのかと興奮したのを覚えています。ストーリーもわかりやすく、父と息子の話ということで感情移入して観ることができました。何よりイリュージョンが素晴らしく、まだシリーズを見たことがなくても、舞台をきっかけに「ハリー・ポッター」の世界に誘われ、魅了される方も多いと思います。
ハリーは多くの方が演じてきた役ですので、世界観は崩さずに、けれど自分がやるからには新しい「ハリー・ポッター」をお届けしたいと思います。回を重ねて自分のライフワークの作品にできたら嬉しいです。
少年期のハリーは思い立ったらすぐに行動して、突っ走ってしまうところがあります。居ても立ってもいられず行動してしまい、好きなことを追及して周りが見えなくなってしまうところは、自分と通じるかなと思います。
舞台に立つのがとても好きなので、誰よりも自分自身が楽しみにしています。舞台でお客様に会えるということは僕にとって特別なこと。お客様と心を響き合わせ、感じ合いながら一緒に作っていきたいと思っています。ぜひ劇場へお越しください。
