「本当に嬉しいオファーでした」松岡と白井からコメントも
松岡充主演×白井晃演出、デヴィッド・ボウイの遺作ミュージカル『LAZARUS』上演決定
2025.02.10 10:00
2025.02.10 10:00
今年デビュー30周年を迎えるSOPHIAの松岡充が主演、演出を白井晃が務めるミュージカル『LAZARUS』(ラザルス)が5月・6月に神奈川と大阪で上演されることが決定した。
『LAZARUS』は、伝説的なロックスターでありアーティストでもあるデヴィッド・ボウイと、先鋭的な作風で知られる劇作家エンダ・ウォルシュが共同で執筆したミュージカル。1976年にボウイ主演で公開された映画『地球に落ちて来た男』の続編的な意味合いを持つ作品で、故郷に還ることができない宇宙人の主人公・ニュートンが突然現れた謎の少女と共に自らの運命を模索する姿を描く。また、劇中で流れる音楽は全曲ボウイの楽曲を使用しており、彼の遺作と呼ばれている。
なお、本作の世界初上演となった2015年のニューヨークのオフ・ブロードウェイ公演はチケットが即日ソールドアウト。連日満員となった人気作品が、今回日本に初上陸することとなる。
松岡充(主演・ニュートン役)コメント
自分がロックスターになりたいと思ったきっかけがデヴィッド・ボウイでした。
あの当時の自分に伝えたいくらい本当に嬉しいオファーでした。
音楽デビュー30年、役者デビュー20年、このキャリアを一つの舞台で
燃焼できる機会にいつか巡り合えると信じてきました。
今回の『LAZARUS』に出演できることを心から嬉しく思っています。
皆さんお楽しみに。ぜひ劇場で待ってます。
白井晃(演出)コメント
私がエンダ・ウォルシュの作品を手掛けるのは4回目となります。その魅力に魅せられて、今回『LAZARUS』を創作させていただくこととなりました。デヴィッド・ボウイとの共作であるこの作品は、謎と魅力に満ち溢れています。ボウイの遺作となったこの作品は、彼の心の全てが投影されていると思います。映画「地球に落ちてきた男」のイメージから連想される主人公が無事に元いた星に戻ることができるか。魅力的な音楽と出演者の皆さんで日本版の『LAZARUS』を上演したいと思っております。