西垣匠、森田想、池内博之らが物語を大きく揺るがす
佐藤勝利×髙石あかりW主演『アポロの歌』1話場面写真解禁、豪華レギュラーキャストも明らかに
2025.01.22 07:00
©︎「アポロの歌」製作委員会・MBS
2025.01.22 07:00
佐藤勝利と髙石あかりがW主演を務め、2月18日(火)よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送されるドラマ『アポロの歌』のレギュラーキャストが解禁された。
本作では、1970年に連載された手塚治虫原作の壮大なSF青春ストーリーマンガ『アポロの歌』を現代解釈し実写ドラマ化。原作は手塚作品の中でも人間のダークな部分を掘り下げた“黒手塚”とも呼ばれており、大きな叙情詩の中で真っ向から愛を描き讃歌を謳った傑作として今改めて注目を集めている。実写化では手塚プロダクション監修のもと、監督・脚本の二宮健が前代未聞のパラレル・ラブストーリーを描く。
幼少期に起きた母親とのトラウマで、愛を憎むようになった近石昭吾(佐藤勝利)は、愛してもいない女性の家に転がり込んでは金をもらい生活を続けていた。幼馴染の渡ひろみ(髙石あかり)との関係だけは特別な何かを感じていたが、ある日ひろみが自らに好意を抱いていることを知った昭吾は、愛を憎むが故に決定的な間違いを犯し、ひろみを死なせてしまう。行きついた世界で、女神にある罰を言い渡された昭吾。それは「何度生まれ変わっても一人の女性を愛し、結ばれる前に死ぬ」というものだった。逃れられない転生のループと女神の啓示により、昭吾はいくつもの世界をさすらいながら、愛と向き合うことになる。
今回解禁されたのは、“愛の試練”に立ち向かう昭吾とひろみの関係を大きく展開させていく豪華キャスト陣。昭吾の大学の友人・下田役には、2021年にMBS/TBSドラマイズム『夢中さ、きみに。』で俳優デビューを果たし、『みなと商事コインランドリー』や日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』も話題となった気鋭俳優・西垣匠。ひろみとバーで働く同僚の康子役は、2018年公開の映画『アイスと雨音』にて初主演を務め、映画『朝が来る』『わたしの見ている世界が全て』、NHK連続テレビ小説『エール』などに出演し、『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』での演技力が評価され、2024年第16回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞した森田想が演じる。
昭吾の母親・順子役には、第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した映画『偶然と想像』で第35回高崎映画祭の最優秀主演俳優賞を受賞し、『お盆の弟』と『さよなら歌舞伎町』で第37回ヨコハマ映画祭の助演女優賞を受賞、近年は『あんのこと』『かくしごと』などの映画で存在感を放つ河井青葉。謎の男・山部役には、慶応大学在学中の1994年にお笑い芸人としてデビューし、現在はバラエティー番組でのMCやコメンテーターとしても活躍する一方、ROCKETMANとしての音楽活動やエッセイストとしても話題を集めるふかわりょうが決定した。
そして昭吾の大学の教授・榎役は、2000年にエランドール新人賞を受賞したのち映画『13の月』で初監督を務めたほか、映画『アウトレイジ 最終章』、ドラマ『GTO』『ビューティフルライフ』『ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-』『インフォーマ-闇を生きる獣たち-』、などの話題作へ出演し、中国映画や香港映画にも多数出演する実力派俳優・池内博之が演じる。
併せてレギュラーキャストのキャラクター写真とコメント、第1話場面写真も解禁。なお本作では手塚マンガで用いられた手法で、ひとつのキャラクターが様々な役に扮する“スターシステム”を登用しており、登場する世界でキャストたちは演じ分けを行う。
コメント一覧
西垣匠(下田役)
下田役を演じさせていただきます。西垣匠です。
初めてお話をいただいた時は、手塚治虫さん原作の作品に出演できることがとても嬉しく感じました。
下田はどの世界でも性格が微妙に違うので、その差をどう表現するか、悩みました。
いろんな世界の下田が昭吾やひろみとどのように関わっていくのか、
楽しみにしていただけると嬉しいです。世界が何度も入れ替わり、テンポも速い作品となっていますが、テーマはただ一つ「愛」です。
ご覧になる皆様にも、この作品を通してぜひ「愛」について考えていただければと思います。
「とあるシーン」のために、筋トレも頑張りました!放送をお楽しみに!
森田想(康子役)
康子役を演じました、森田想です。
原作にある鮮烈で豊かな世界観が二宮監督の演出で実写として姿を変えること、W主演が佐藤さんと?石ちゃんという、
ビジュアルは勿論内面から輝く存在お二人であるということが、参加する身としてとても楽しみでした。
撮影時はキャストスタッフの皆さんが伸び伸びと出来る、鼓舞し合える笑いの絶えない現場で、
西垣さん含め4人で談笑出来る時間もあったりシーン以外でも思い出が残る作品でした。
実写ドラマとして進むので、よりスピード感のある物語は毎回次が気になる展開ですし、
アポロの歌ワールドを十分に知っていただけると思います。お楽しみに!
河井青葉(順子役)
手塚治虫さんの原作を読みました。衝撃でした。
「アポロの歌」このスケールの大きな愛についての物語が、どんな風にドラマになるのか楽しみにしています。
愛ってなに?
深くて、複雑で、明確な言葉で説明できないけれど、たしかに「ある」この感情の正体をドラマの中で発見出来るかもしれません。
ふかわりょう(山部役)
自分で言うのもおこがましいですが、とてもぴったりな役をいただきました。もはや、わたし以外は考えつかないくらいです!
普遍的でありながら、現代社会に突き刺さる。そんな手塚治虫先生の世界にこのような形で入れたことに感謝しています。
自分が体感した世界が、画面を通してどのように伝わるのか。
二宮監督による手塚ワールドを多くの人と共有できることを願っています。
池内博之(榎役)
手塚治虫原作の作品に参加できるなんてワクワクがとまりませんでした!
脚本を読んだらもうあっという間に読み終えてしまう程、物語に引き込まれていきました。
作品のテーマには「愛」がありますが、この摩訶不思議なスパイラルの中で困難を乗り越えながらもどう主人公が成長していくのか、
非常に楽しみです。人間と合成人が生きる世界も必見です!
世代を問わず沢山の方にこの作品を観ていただけたら幸いです。