國村隼と松坂慶子が姉妹の両親に、若手で城桧吏や野内まるも
Netflix『阿修羅のごとく』に内野聖陽、本木雅弘、松田龍平、藤原季節ら追加 メイン予告も解禁
2024.12.17 08:00
2024.12.17 08:00
2025年1月9日(木)にNetflix独占配信がスタートするNetflixシリーズ『阿修羅のごとく』のメイン予告と追加キャストが解禁された。
1979年と80年に放送され、日本のホームドラマの礎を築いた不世出の脚本家・向田邦子の最高傑作として名高いドラマシリーズ『阿修羅のごとく』。本作は、かつて新人時代に向田邦子とともに仕事をしたプロデューサー八木康夫が企画、向田に一番影響を受けたと繰り返し語ってきた名匠・是枝裕和が監督・脚色を手がけたリメイク版となり、物語の中心となる四姉妹を宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが演じる。
配信スタートまで1ヵ月を切り、本日解禁されたのは日本を代表する実力派俳優陣が演じる追加キャスト。四姉妹の父・恒太郎に國村隼、母・ふじに松坂慶子が扮し、尾野真千子演じる次女・巻子の夫・鷹男を本木雅弘、蒼井優演じる三女・滝子に恋心を抱く興信所の調査員・勝又を松田龍平、広瀬すず演じる四女・咲子と交際するボクサー・陣内を藤原季節、宮沢りえ演じる長女・綱子と逢瀬を重ねる料亭の主人・貞治を内野聖陽が演じる。さらに咲子の恋人・陣内の母親役を高畑淳子、綱子の愛人・貞治の妻を夏川結衣、父・恒太郎の愛人に戸田菜穂、巻子が夫・鷹男の愛人だと疑う鷹男の部下に瀧内公美、そんな巻子と鷹男の2人の子供を是枝裕和監督『万引き家族』の城桧吏と期待の新人・野内まるが演じるなど、四姉妹に負けず劣らずの錚々たる面々が名を連ねた。
そんな贅沢な顔ぶれが一堂に会するメイン予告では、年老いた父の愛人問題をきっかけに恋愛観も生き方も違う四姉妹が対立し感情をぶつけ合い、次第に取り巻く日常が大きく揺らいでいく中でそれぞれが抱える葛藤や秘密をあらわにしていく。長女の綱子は愛人とのうしろめたい関係、次女の巻子は夫の不倫、三女の滝子は恋愛にいまいち踏み込めず、姉たちへの劣等感を抱える四女の咲子。そして映像最後には、長女・綱子(宮沢りえ)が「みんな、ひとつやふたつ、うしろめたいとこ、持ってるんじゃないの」と問いかける。
さらに、本作の撮影を務めた写真家・瀧本幹也による四姉妹のスペシャルアートも公開。本作で描かれる現代版ホームドラマを象徴するかのような印象的なデザインとなっており、改めてこの作品でしか実現し得ない彼女たち四姉妹の存在感を堪能できる一枚となっている。
なお、先日行われた本作の完成報告会には八木康夫プロデューサーと四姉妹を演じた宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが登壇。止まらないトークと笑いに収拾がつかないほど劇中さながらの仲の良さを見せ、長女を演じた宮沢は「実の妹ができたような気持ち」 と明かし、三女を演じた蒼井は「ずっと続いてほしかった。まだ夢の中にいたい気分」、 四女を演じた広瀬も「愛おしく宝物な作品。笑いすぎて痩せました(笑)」と続け、次女・尾野も「自分で言うのもなんですが、最高の作品」と断言するほどに、この唯一無二の四姉妹だからこそなし得た作品の完成に自信を覗かせた。