原作者は「思い描いていた何倍も良い」と大絶賛
映画『ふたりで終わらせる』主演のブレイク・ライブリー、複雑な役柄で見せる新たな魅力とは?
2024.11.22 12:30
2024.11.22 12:30
世界で発行部数約1,000万部の大ヒットを記録した“2022年アメリカで最も売れた恋愛小説”を映画化した『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』が11月22日(金)に全国公開された。
作家コリーン・フーヴァーによる著書『イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる』(二見書房刊)を原作とする本作は、既に全米1億4,844万ドル、全世界3億4,828万ドルの興行収入を記録する大ヒットを飾っている。
主演を務めるのは、若きセレブたちが繰り広げる日常をおしゃれで刺激的に描いたドラマシリーズ『ゴシップガール』で一世を風靡し、一躍世界中のティーンの憧れの存在となったブレイク・ライブリー。『ゴシップガール』から15年以上の時を経て、実力派女優としてキャリアを積んだブレイクは、理想のフラワーショップを開くという夢を実現するためにボストンにやってきた女性リリーを演じる。夢の実現に全力を注ぐリリーは、ある日クールでセクシーな脳神経外科医のライル(ジャスティン・バルドーニ)と出会い、情熱的な恋に落ちる。しかしふたりの穏やかな日々は、ライルからの暴力によって壊れてしまう。
辛い過去を抱えながらも明るく生きてきたリリーは、夢の実現という人生最高の瞬間と、愛する人から暴力を受けるという辛い瞬間を同時に経験する。原作者のコリーン・フーヴァーはリリーというキャラクターに強い思い入れがあるため、映画化が決まった当初は「心配していなかったと言えば嘘になる」と明かした。しかし、ブレイクの演じるリリーを観てその心配は覆されたそうで「原作小説の執筆中、私はリリーという人物のしっかりとしたイメージを持っているつもりでしたが、ブレイクの演技によって、私が予想もしていなかった深みと複雑さが加えられていました。リリーという人物を、私が思い描いていた何倍も素晴らしく、見事に演じてくれました」と振り返った。
さらに、複雑な役どころを見事に演じたブレイクについて、コリーンは「彼女の最も素晴らしい魅力はキャラクターの内なる葛藤を非常に繊細で絶妙な表現で伝える能力です。本当に感動しました」と語った。
監督兼リリーの夫ライル役を演じたジャスティン・バルドーニもまた、「彼女の演技は非常に繊細で、独特な深みがあって、美しい。リリーを演じられるのは彼女しかいませんでした」とブレイクの演技を称賛。「本作では、これまであまり見たことのないブレイク・ライブリーを見ることが出来ると思います。きっと彼女の演技に圧倒されますよ」と、“ティーンのカリスマ”として長年君臨したブレイク・ライブリーが見せる新たな魅力への期待が高まるコメントを寄せた。